MFJ、全日本ロードの2023年指定ゼッケンを発表。4クラス110人のナンバーが明らかに

 12月19日、日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)は、2023年シーズンにおける全日本ロードレース選手権の指定ゼッケンを発表した。

 全日本選手権では、希望ゼッケンを廃止して、2021年から前年度のランキング順にゼッケンナンバーを指定するレギュレーションに変更した。

全20戦中12勝の強勢ドゥカティとアプリリアの躍進/2022年MotoGP振り返り

 フランセスコ・バニャイアがチャンピオンに輝き、ドゥカティがコンストラクターズタイトル、ドゥカティ・レノボ・チームがチームタイトルを獲得して、3冠を達成したドゥカティ。2022年のMotoGPは、ドゥカティが席巻したシーズンだった。

八代俊二氏による初自叙伝『突っ込みハッチの七転び八起き』のサイン本販売&トークショーが大阪のRS TAICHIで12月25日に開催

 往年のバイクレースとマシン、ライダーを振り返る雑誌『レーサーズ』から派生した書籍『レーサーズノンフィクション』のシリーズに、元レーシングライダー八代俊二氏の初自叙伝『突っ込みハッチの七転び八起き』が加わった。

 その出版を記念して、サイン本販売とトークショーが大阪のアールエスタイチのフラッグシップストア(TAICHI FLAGSHIP STORE)で開催される。日時は12月25日(日)、11時から13時まで。参加は無料。

トップスピードに苦悩するクアルタラロ。マルケスが断じたプロトタイプの評価とは/MotoGPバレンシアテスト

 少し時間が経ってしまったが、11月8日にスペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われた公式テストについて、今回はヤマハとホンダに焦点を当てていくことにしよう。ヤマハはファビオ・クアルタラロがドゥカティのフランセスコ・バニャイアと最終戦バレンシアGPまでタイトルを争い、クアルタラロは惜しくも2連覇を逃した。

 一方のホンダは、今季未勝利。表彰台獲得としても、マルク・マルケスが2位1度、ポル・エスパルガロが3位1度という結果で、未だに長いトンネルから抜け出すことができずにいる。2023年シーズンに向けたバレンシアのテストについて、ライダーの反応を見ていこう。

ヤマハ『シグナス グリファス』にMotoGPマシンのカラーリングを再現した限定モデル登場

 12月20日、ヤマハ発動機株式会社は、原付二種『シグナス グリファス』にロードレース世界選手権のMotoGPクラスで活躍するモンスターエナジー・ヤマハMotoGPが使用するヤマハYZR-M1のカラーリングを施した限定モデルを1月30日に発売すると発表した。

ショウエイ、X-Fifteenのグラフィックモデル『ESCALATE』5種を2023年3月に発売へ

 12月20日、株式会社SHOEI(ショウエイ)は、新型のヘルメット『X-Fifteen』にペイントを施したモデル『X-Fifteen ESCALATE』を2023年3月に発売予定であると発表した。

 ショウエイのフルフェイスヘルメットである『X-Fifteen』は、MotoGPをはじめとするレースの現場では2022年2月から登場した。空力性能をはじめとする卓越した性能を誇る前モデルの『X-Fourteen』からさらなる高みを目指し、長期間にわたる研究と風洞実験により見出した完全新設計がなされており、サーキット走行やツーリングなど幅広く活用することができる。

TONE RT SYNCEDGE4413 BMWがボルドール参戦報告会で秘話を紹介。ドキュメンタリー映像もYouTubeで公開

 12月9日、全日本ロードレース選手権とFIM世界耐久選手権(EWC)に参戦してきたTONE RT SYNCEDGE4413 BMWは、2022年にEWC第4戦ボルドール24時間耐久ロードレースに参戦したことから『ボルドール参戦報告会&シーズンエンドパーティ』を神奈川県横浜市で催し、動画やトークを通してレースでの秘話を紹介した。

ST1000ルーキーの國峰啄磨「JSB1000の代役経験で得た引き出し」が後半戦の武器に/全日本ロード

 全日本ロードレース選手権で、毎戦のように激しい展開が繰り広げられた2022年のST1000クラス。タイトル争いは、前年度王者の渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)と國峰啄磨(TOHO Racing)が同ポイントで、最終戦鈴鹿までもつれ込んだ。惜しくもランキング2位となったが、ST1000ルーキーながらも躍進を見せた國峰の強さに迫った。

荒川晃大「レベルの高いST600クラスで戦ってきた自負がある」/全日本ロードST600 チャンピオン特集

 かつて地方選手権で速さを見せ鳴り物入りで全日本ロードレース選手権に上がって来た荒川晃大だったが、なかなか勝つことができずにいた。地方選手権では、同じレベルで走るライダーがいなかったこともあり、いつも独走優勝だった。全日本ロードでは、小山知良、岡本裕生、南本宗一郎、埜口遥希、長尾健吾、羽田太河など蒼々たるメンバーに揉まれながらも、成長してきた。