【2022年編集後記】スタッフが選ぶ個人的名レース&名シーン/二輪編

 autosport webでは、2022年シーズンも世界各地のさまざまなモータースポーツ情報をお届けしてまいりました。ここでは2022年編集後記と題しまして、各カテゴリーの担当スタッフが選んだ個人的ベストレースをご紹介いたします。

日テレジータス、『MotoGP2022シーズン総集編』を12月29日に放送。1月には2度の再放送も

 CS 日テレは、2022年に行われたロードレース選手権を振り返る『MotoGP2022シーズン総集編』を12月29日(木)20:00~22:00にCS放送 日テレジータスで放送する。1月には2度の再放送もある。

 2022年は全20戦で争われたロードレース選手権MotoGP。雪辱を期すフランセスコ・バニャイアや連覇を狙うファビオ・クアルタラロといった新世代ライダー達によるチャンピオン争いが繰り広げられ、最終戦バレンシアGPで王者が決定した。

Moto2にエンジン供給するトライアンフ、サスティナブル燃料の開発テストチームを設置

 12月20日、トライアンフモーターサイクルズは英国ヒンクリーにあるグローバル研究開発施設内に、新たにサスティナブル燃料の開発テストチームを設置したと発表した。

 ロードレース世界選手権は、2024年までにMoto2のE40(40%非化石由来の持続可能な燃料)への移行を実現し、最終的には2027年までにE100(100%非化石由来の持続可能な燃料)への移行を目指している。

全20戦中12勝の強勢ドゥカティとアプリリアの躍進/2022年MotoGP振り返り

 フランセスコ・バニャイアがチャンピオンに輝き、ドゥカティがコンストラクターズタイトル、ドゥカティ・レノボ・チームがチームタイトルを獲得して、3冠を達成したドゥカティ。2022年のMotoGPは、ドゥカティが席巻したシーズンだった。

トップスピードに苦悩するクアルタラロ。マルケスが断じたプロトタイプの評価とは/MotoGPバレンシアテスト

 少し時間が経ってしまったが、11月8日にスペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われた公式テストについて、今回はヤマハとホンダに焦点を当てていくことにしよう。ヤマハはファビオ・クアルタラロがドゥカティのフランセスコ・バニャイアと最終戦バレンシアGPまでタイトルを争い、クアルタラロは惜しくも2連覇を逃した。

 一方のホンダは、今季未勝利。表彰台獲得としても、マルク・マルケスが2位1度、ポル・エスパルガロが3位1度という結果で、未だに長いトンネルから抜け出すことができずにいる。2023年シーズンに向けたバレンシアのテストについて、ライダーの反応を見ていこう。

バニャイア「ドゥカティで鈴鹿8耐に出たい。バウティスタと参戦できたら最高」MotoGPとSBKのWタイトル記念イベントが開催

 12月15日、ドゥカティはイタリアのボローニャで2022年のMotoGP王者フランセスコ・バニャイアとスーパーバイク世界選手権(SBK)王者アルバロ・バウティスタのワールドタイトルを祝うパーティーを開催した。このイベントではバニャイアが鈴鹿8耐に参戦したいという夢が語られたほかレプリカバイクが披露された。

ファビオ・クアルタラロ、モトクロストレーニングで左手骨折。手術の必要はなし/MotoGP

 12月12日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)は自身のSNSを通じて、左手を骨折したことを報告した。

 2021年にチャンピオンを獲得し、2022年シーズンはタイトル防衛を目指したもののランキング2位となったクアルタラロ。来季もモンスターエナジー・ヤマハMotoGPからヤマハYZR-M1を駆りMotoGPに参戦するが、現在オフシーズンであることからトレーニングを行っている。