2021年最終戦で優勝し、小室旭と同ポイントながら優勝回数で上回り大逆転でチャンピオンを獲得した尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)。2022年シーズンは、小室が一線を退き、尾野のライバルと目されたライダーは全日本ロード3年目を迎える木内尚汰(Team Plusone)だった。実際にモビリティリゾートもてぎで行われた開幕戦は、木内との一騎打ちとなり最終ラップにかわされ2位となった。
SBKの2023年暫定エントリーリスト発表。バウティスタはゼッケン19、岡谷雄太と阿部真生騎がWSS参戦
12月29日、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)はスーパーバイク世界選手権(SBK)の2023年暫定エントリーリストを発表した。2023年は23名のライダーがフルエントリー。スーパースポーツ世界選手権(WSS)からは日本人ライダーの岡谷雄太と阿部真生騎が参戦する。
ファクトリーチームのラインアップに変更はないが、2022年王者のアルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing – Ducati)はゼッケン1ではなく19を選択。トプラク・ラズガットリオグル(Yamaha WorldSBK Team)はゼッケン54に戻る。
2022年『JRPAアワード』大賞にTEAM IMPUL、特別賞に小椋藍を選出
日本唯一のモータースポーツ写真家協会である『日本レース写真家協会(JRPA)』は、2005年から毎年「その年いちばんのフォトジェニック」として選んでいるJRPAアワードについて、2022年は大賞としてスーパーGT GT500クラスに参戦するTEAM IMPULを、特別賞としてロードレース世界選手権のMoto2クラスに参戦する小椋藍を選出したと発表した。
川﨑祥吾、2023年もイタリア選手権SS600に継続参戦。チャンピオンチームに移籍、自身も年間王者へ
12月26日、レーシングライダーの川﨑祥吾は、オンライン会議サービスのzoomを使用して2022年報告会を行い、今季参戦したイタリア選手権(CIV)を振り返り、2023年の参戦体制を発表した。
弱冠20歳の川﨑は、ポケバイやミニバイクを経て、2015年にFIMアジアカップロードレースのタイラウンドで1位、台湾ラウンドで2位を獲得。2016年にはアジア・タレント・カップ(ATC)に参戦し、2017年は筑波ロードレース選手権J-GP3クラスでチャンピオンに輝いた。
中須賀克行「一戦一戦勝つことだけを考えていた」/全日本ロードJSB1000 チャンピオン特集
国内最高峰のJSB1000クラスで2年連続全レースで優勝を飾り、連勝記録を23まで伸ばし、11回目のシリーズチャンピオンを獲得した中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)。全日本ロードレース選手権の最高峰クラスで、この記録を破る者は、恐らく現れないだろう。勝ち続ける中須賀のモチベーションは、どこにあるのだろうか。
ヨシムラSERT Motul、ライダー3名を発表。エティエンヌ・マッソンが復帰、鈴鹿8耐は「日本人の起用も検討」/2023EWC
12月27日、FIM世界耐久選手権(EWC)に2023年も参戦することを先日表明したヨシムラSERT Motulは、ライダーラインアップを発表した。
ヨシムラSERT Motulは、日本のヨシムラとフランスのSERT(Suzuki Endurance Racing Team)による合同チームで、スズキのファクトリーチームとして立ち上げられ、2021年からEWCに参戦している。
渡辺一樹、2022年限りでヨシムラと契約終了。全日本ロード、鈴鹿8耐、EWCで大きな貢献
12月27日、レーシングチームのヨシムラは、2022年限りでレーシングライダーと開発ライダーを務めた渡辺一樹と契約終了になったことを発表した。
渡辺は全日本ロードレース選手権のGP250に参戦後、2012年にJ-GP2チャンピオンに輝く。2013年から2016年はJSB1000に参戦し、2017年にスーパースポーツ世界選手権(WSS)で世界戦を経験した。
日テレジータス、『MotoGP2022シーズン総集編』を12月29日に放送。1月には2度の再放送も
CS 日テレは、2022年に行われたロードレース選手権を振り返る『MotoGP2022シーズン総集編』を12月29日(木)20:00~22:00にCS放送 日テレジータスで放送する。1月には2度の再放送もある。
2022年は全20戦で争われたロードレース選手権MotoGP。雪辱を期すフランセスコ・バニャイアや連覇を狙うファビオ・クアルタラロといった新世代ライダー達によるチャンピオン争いが繰り広げられ、最終戦バレンシアGPで王者が決定した。
渡辺一馬「“勝つことの楽しさ”を再認識させてくれた」/全日本ロードST1000 チャンピオン特集
2022年シーズンの全日本ロードレース選手権は、ST600クラスを除き、2021年と同じライダーがチャンピオンを獲得。ST1000クラスの渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)も2連覇を達成していた。
「2021年にチャンピオンを獲ったところで、2022年は、どうしたいか伊藤(真一)監督に希望を聞いてもらっていました。JSB1000クラスにスイッチすることも魅力的だったのですが、ゼッケン1をつけてST1000クラスで連覇を目指すチャレンジの方がやってみたいと思いました」
Moto2にエンジン供給するトライアンフ、サスティナブル燃料の開発テストチームを設置
12月20日、トライアンフモーターサイクルズは英国ヒンクリーにあるグローバル研究開発施設内に、新たにサスティナブル燃料の開発テストチームを設置したと発表した。
ロードレース世界選手権は、2024年までにMoto2のE40(40%非化石由来の持続可能な燃料)への移行を実現し、最終的には2027年までにE100(100%非化石由来の持続可能な燃料)への移行を目指している。