SBK:ヘレスに続きポルトガルのアルガルベでテスト。初日はドゥカティのリナルディがレース用タイヤで首位

 1月31日、ポルトガルのアウトドローモ・インターナショナル・アルガルベでスーパーバイク世界選手権(SBK)の2023年シーズンに向けたテストが行われた。1月25日から26日のスペイン・ヘレスで行われたテストに続くもので、マイケル・ルーベン・リナルディ(Aruba.it Racing – Ducati)が初日トップタイムをマークした。

SBK、テスト2日目もラズガットリオグルがトップ。ルーキーライダーは4名のうち3名がトップ10入り

 1月26日、スペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトでスーパーバイク世界選手権(SBK)の2023年シーズンに向けたテストが行われた。2日間に渡るテストの最終日は、初日に引き続きトプラク・ラズガットリオグル(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)がトップタイムをマークした。

 2日間のテストだが、次の1月31〜2月1日にポルトガルのアウトドローモ・インターナショナル・アルガルベで行われるテストに向けても、重要なテストとなる。初日をトップで終えているラズガットリオグルは、2日目の午前に13コーナーで転倒を喫したが、午後からSCQタイヤを装着して1分38秒269を叩き出した。目標の1分37秒台には届かなかったが、初日のベストタイムを0.328秒更新しトップタイム。61周回をこなしてテスト2日目を終えた。

SBK、2023年シーズン始動に向けてテスト開始。初日トップはヤマハのラズガットリオグル、BMWは新型マシン導入

 1月25日、スペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトでスーパーバイク世界選手権(SBK)の2023年シーズンに向けたテストが行われた。2日間に渡るテストの初日は、トプラク・ラズガットリオグル(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)がトップタイムをマークした。

 SBKは2023年シーズン開幕に向けて本格的に始動し、今後行われるテストに向けても重要な2日間がスタート。初日にトップに立ったのは1分38秒597をマークしたラズガットリオグルだ。ゼッケンを1番から54番へと戻した2023年仕様のヤマハYZF-R1に跨り、リヤの新型スイングアームなど、リヤ周りのセットアップにフォーカスを置いてテストし、67周回をこなした。

王者バニャイアとバウティスタがゼッケン『1』を選択! MotoGPではケーシー・ストーナー以来11年ぶり

 1月23日、MotoGPに参戦しているドゥカティ・レノボ・チームとスーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦しているAruba.it Racing – Ducatiが、2023年シーズンの体制発表会を行った。さらに、2022年にチャンピオンを獲得したMotoGPのフランセスコ・バニャイアとSBKのアルバロ・バウティスタのふたりは、チャンピオンナンバーである『1』を使用することが明かとなった。

Aruba.it レーシング-ドゥカティが2023年仕様のパニガーレV4 Rを発表。2022王者バウティスタはゼッケン『1』/SBK

 1月23日、2023年シーズンのスーパーバイク世界選手権(SBK)を戦うドゥカティのワークスチーム、Aruba.it Racing – Ducatiは、イタリアのトレンティーノ・アルト・アディジェ州に位置するスキーリゾート地で、新型マシン『ドゥカティ・パニガーレV4 R』を公開した。

 ドゥカティのファクトリーチームであるAruba.it レーシング-ドゥカティは、2019年からV型4気筒エンジンを搭載したパニガーレV4 Rを投入している。

バニャイアはゼッケン『1』を選択。2連覇を目指すドゥカティ・レノボ・チーム、デスモセディチGP23をお披露目/MotoGP

 1月23日、ロードレース世界選手権MotoGPに参戦しているドゥカティ・レノボ・チームはイタリアのトレンティーノ・アルト・アディジェ州に位置するスキーリゾート地で2023年のチーム体制発表会を開催し、ドゥカティ・デスモセディチGP23のカラーリングを公開した。

チャンピオンナンバー『1』か継続か。MotoGPバニャイアとSBKバウティスタのゼッケンは1月23日に明らかに

 1月23日、MotoGPに参戦しているドゥカティ・レノボ・チームとスーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦しているAruba.it Racing – Ducatiは2023年シーズンに使用するマシンのカラーリングを公開する。さらに、2022年にチャンピオンを獲得したMotoGPのフランセスコ・バニャイアとSBKのアルバロ・バウティスタのゼッケンも発表される模様だ。

阿部真生騎を擁すVFTレーシング・ヤマハ、2023年WSSに向けてヨーロッパで準備を開始

 1月10日、スーパースポーツ世界選手権(WSS)に参戦しているVFT Racing Yamahaは、2023年シーズンに向けた準備を開始し、阿部真生騎(あべまいき)とニコラス・スピネリがテストを行っていると発表した。

 ロードレース世界選手権MotoGP(WGP)で活躍した故・阿部典史(ノリック)の長男である阿部真生騎は、2018年にロードレースをはじめ、2021年にST600クラスから全日本ロードレース選手権にデビューした。

SBKの2023年暫定エントリーリスト発表。バウティスタはゼッケン19、岡谷雄太と阿部真生騎がWSS参戦

 12月29日、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)はスーパーバイク世界選手権(SBK)の2023年暫定エントリーリストを発表した。2023年は23名のライダーがフルエントリー。スーパースポーツ世界選手権(WSS)からは日本人ライダーの岡谷雄太と阿部真生騎が参戦する。

 ファクトリーチームのラインアップに変更はないが、2022年王者のアルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing – Ducati)はゼッケン1ではなく19を選択。トプラク・ラズガットリオグル(Yamaha WorldSBK Team)はゼッケン54に戻る。

川﨑祥吾、2023年もイタリア選手権SS600に継続参戦。チャンピオンチームに移籍、自身も年間王者へ

 12月26日、レーシングライダーの川﨑祥吾は、オンライン会議サービスのzoomを使用して2022年報告会を行い、今季参戦したイタリア選手権(CIV)を振り返り、2023年の参戦体制を発表した。

 弱冠20歳の川﨑は、ポケバイやミニバイクを経て、2015年にFIMアジアカップロードレースのタイラウンドで1位、台湾ラウンドで2位を獲得。2016年にはアジア・タレント・カップ(ATC)に参戦し、2017年は筑波ロードレース選手権J-GP3クラスでチャンピオンに輝いた。