アルファタウリF1、2023年型『AT04』を初始動、ホンダRBPTのサウンドを公開。角田の3年目のスタートが近づく

 スクーデリア・アルファタウリは、2月1日、2023年型F1マシン『AT04』を初始動した様子を紹介する動画を公開した。

 動画では、イタリア・ファエンツァのファクトリーで、ホンダRBPTのパワーユニットを搭載する2023年型マシンの初始動を行うチームとHRCのスタッフの様子が見られる。ホンダが2021年末でF1活動を終了した後、レッドブル・レーシングとアルファタウリは、ホンダが設計・開発したパワーユニットを、HRCのサポートを受けながら、レッドブル・パワートレインズのパワーユニットとして使用している。昨年はエントリーリストのエンジン名称は『レッドブル・パワートレインズ』だったが、今年は『ホンダRBPT』で登録された。

【動画】シビック・タイプR-GTコンセプトについてHRC渡辺社長に聞く。独占インタビューが公開

 2023年シーズンのスーパーGT開幕まであと3カ月……。レースが待ちきれないというファンの方に向けて、熱い戦いが繰り広げられた2022年シーズンを凝縮したスーパーGTの動画が『SUPER GT Video Online』で公開されている。

 今シーズンも熱いバトルが期待されるスーパーGT。しかし、開幕まではまだ3カ月強は待つ必要がある。そこで、スーパーGTの魅力を映像(動画)で伝えるSUPER GT VIDEO Onlineでは、2022年のスーパーGTを凝縮した動画を1月中に公開していく。

レプソル・ホンダ、エキゾーストメーカーをSCプロジェクトからアクラポビッチに変更/2023MotoGP

 1月16日、ロードレース世界選手権MotoGPに参戦しているレプソル・ホンダ・チームは、排気システムの公式技術スポンサーとして、新たに『アクラポビッチ(AKRAPOVIC)』とパートナーシップを結んだと発表した。

 ホンダのワークスチームであるレプソル・ホンダ・チームは、先代のRC212Vから引継ぎ、RC213Vとなった2012年からもテルミニョーニ製のエキゾーストシステムを使用。その後、2017年からイタリアのSC-Project(SCプロジェクト)に変更して2022年まで戦っていた。

シビック・タイプR-GTコンセプト、東京国際カスタムカーコンテスト2023のコンセプトカー部門最優秀賞に輝く

 1月13〜15日に千葉県の幕張メッセで開催された東京オートサロン2023。会期最終日となる15日には『東京国際カスタムカーコンテスト2023』の受賞車両が発表され、コンセプトカー部門の最優秀賞に『ホンダ・シビック・タイプR-GTコンセプト』が輝いた。

ホンダ、東京オートサロン2023にて、2024年実戦投入を目指すレーシングカーのコンセプトモデルなどを初公開

 12月23日、ホンダは2023年1月13〜15日に千葉県の幕張メッセで開催される東京オートサロン2023の出展概要を発表した。今回のオートサロンでは、『e:HEV』を搭載する市販車のカスタムコンセプトモデルに加え、2024年シーズンの実戦投入を目標に開発が進めているという『新型レーシングカーのコンセプトモデル』が初公開される。

レッドブルとホンダの関係性。ホンダF1事業の理想的な未来予想図を考察する【大谷達也のモータースポーツ時評】

 モータースポーツだけでなく、クルマの最新技術から環境問題までワールドワイドに取材を重ねる自動車ジャーナリスト、大谷達也氏。本コラムでは、さまざまな現場をその目で見てきたからこそ語れる大谷氏の本音トークで、国内外のモータースポーツ界の課題を浮き彫りにしていきます。今回は、レッドブルとホンダの現在の関係、そしてホンダF1事業の未来予想図について考察します。

F1 Topic:ホンダロゴを継続使用の2023年、レッドブル&アルファタウリのエンジンは『Honda RBPT』に

 12月14日、国際自動車連盟(FIA)は2023年のエントリーリストを発表。それによれば、2023年にレッドブルとアルファタウリに搭載されるパワーユニットのエンジン名は『Honda RBPT』であることが判明した。

 ホンダにとってF1参戦ラストイヤーとなった2021年は、『Honda』としてエントリーしていた。2022年はレッドブルの要請を受けてパワーユニットの開発・製造を引き続き行っていたものの、パワーユニットのFIAのエントリー名はレッドブルが新たに立ち上げたレッドブル・パワートレインズの略称である『RBPT』として登録されていた。

HRC、2023年も『HONDA』ロゴを使用へ。2026年以降のF1パワーユニット製造者登録を行ったことも明らかに

 12月12日に行われたホンダの『2023 モータースポーツ活動計画発表』において、HRC(ホンダ・レーシング・コーポレーション)が2026年以降のF1のパワーユニット(PU)製造者登録を行ったことが明らかになった。

 8月に行われた世界モータースポーツ評議会において、F1では2026年よりPUに関する新しい規則が導入されることが正式に承認された。この規則については、コストキャップの導入をはじめ、100%持続可能な燃料の使用や、電力の割合の引き上げ、MGU-H(熱エネルギー回生システム)の廃止などが決まっている。

HRC、新型CBR250RRのレースベース車を2023年3月に発売。エンジンは出力向上、セッティング範囲が増加

 12月12日、株式会社ホンダ・レーシング(HRC)は、多くのサーキットユーザーの要望に応えるため、エンジン出力向上とセッティング範囲を増加した『CBR250RRレースベース車』を、2023年3月より全国のHRCサービスショップに供給すると発表した。

 CBR250RRレースベース車は、全国で開催しているHRCワンメイクレース『CBR250RR Dream Cup』をはじめ、各サーキットで開催されている250ccクラスの様々なレースに出場することが可能なモデルだ。

「野尻よりもいい結果を出さなければいけない」ローソンにキャシディ&ガスリーがアドバイス

 2022年のFIA F2で4勝を挙げてランキング3位に入り、スーパーライセンスポイント40点を獲得。さらに、レッドブルとアルファタウリのリザーブドライバーを務め、3度F1のフリー走行に出走するなど、レッドブル育成ドライバーの中でもっともF1に近い存在と目されるリアム・ローソンが、2023年の全日本スーパーフォーミュラ選手権にTEAM MUGENから参戦する。

 12月7〜8日に鈴鹿サーキットで行われたSF合同/ルーキーテストからTEAM MUGENに合流したローソンは、「スーパーフォーミュラの車両を走らせるのは楽しいし、鈴鹿サーキットは子供の頃からF1のゲームで慣れ親しんでいて、ずっと走りたいと思っていたサーキットだったから、ようやく走ることができて、素晴らしい経験だったね」とテストを振り返った。