BMWワークスドライバーのフィリップ・エングとマルコ・ウィットマンは、先週デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われたIMSA公認テストを終えたBMW MチームRLLの進歩に楽観的であり、最近の耐久テストの失敗の影響についても問題視していない。
エングとウィットマンはともに、2台のBMW MハイブリッドV8で周回を重ねた6人のドライバーのうちのひとりだった。
BMWワークスドライバーのフィリップ・エングとマルコ・ウィットマンは、先週デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われたIMSA公認テストを終えたBMW MチームRLLの進歩に楽観的であり、最近の耐久テストの失敗の影響についても問題視していない。
エングとウィットマンはともに、2台のBMW MハイブリッドV8で周回を重ねた6人のドライバーのうちのひとりだった。
バッサー・サリバンは、来季2023年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権GTDクラスキャンペーンにアーロン・テリッツとフランキー・モンテカルボを起用することを確認した。
チームの共同オーナーであるジミー・バッサーとジェームス・サリバンによる共同声明によると、このふたりは2年連続で12号車レクサスRC F GT3のステアリングを共有することになり、開幕戦デイトナ24時間を含むミシュラン・エンデュランスカップでの残りのラインアップは「今後数週間の内」に発表される予定であるという。
レーサーズ・エッジ・モータースポーツは、ウェイン・テイラー・レーシング(WTR)と提携し、来年2023年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権におけるミシュラン耐久カップのGTDクラスに、アシュトン・ハリソン、カイル・マルチェッリ、ダニー・フォーマルを起用したラインアップで参戦する。
このトリオは、ハリソン・コントラクティングがスポンサーを務めるアキュラNSX GT3 Evo22を操り、来月末に開催される開幕戦デイトナでは、第4ドライバーとしてチームに合流するライアン・ブリスコーとともに24時間レースを戦う予定だ。
ハースからF1世界選手権に参戦しているケビン・マグヌッセンが、父であるヤン・マグヌッセンとともに2023年1月に開催されるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦のデイトナ24時間レースに出場することが明らかとなった。
GTLMクラスのチャンピオンに2度輝いた経歴を持つヤンは、MDKモータースポーツからタイプ992の新型ポルシェ911 GT3 Rを駆り、デイトナを含む長距離耐久戦で構成されるミシュラン・エンデュランス・カップの全4戦に出場することが決まっていたが、開幕戦では同チームのラインアップにケビンが加わることになった。GTDクラスへの参戦となる。
IMSAのジョン・ドゥーナン代表は、ウェザーテック・スポーツカー選手権2023年シーズンのオープニングである1月のデイトナ24時間レースが“定員オーバー”となっている状況を認め、約10年ぶりにリザーブリストを活用することを確認した。
ドゥーナンによると、LMDhプロトタイプの新時代を開くGTPクラスのデビューレースとなるIMSA開幕戦は、延べ70を超えるエントリー台数を記録。このため選考委員会が61台のグリッドを形成する予定であることを明らかにした。
12月6〜7日、フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われたIMSA公認テストに2台目の『BMW Mハイブリッド V8』を投入したBMW。しかしこの公認テストの前、11月に予定していた24時間耐久テストは、メカニカルトラブルにより短縮されていたことが明らかとなった。
ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)副社長のケルビン・フーによると、アキュラは今週デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われたIMSA公認テストで、アキュラARX-06のエンジンとソフトウェア関連のアップデートに取り組んだという。同氏は新型LMDhカーについて「まだ多くの発見がある」と語った。
ウェイン・テイラー・レーシング(WTR)と2022年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権DPiチャンピオンとなったメイヤー・シャンク・レーシング(MSR)は、12月6~7日に行われたテストの両日とも、非公式ながらタイムシートのトップ2を独占した。
12月6日から始まったデイトナ・インターナショナル・スピードウェイでのIMSA公認テストの2日目。7日(水)も前日と同じく、2台のアキュラARX-06が非公式タイムながらトップ2を占め好調をアピールした。また、テスト初日のセッションではタイムを記録しなかったマシンも走行を開始し、7週間後に迫ったIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦デイトナ24時間レースに向け、着々と準備が進められている。そんなGTPデイトナテスト最終日のパドックから、各種トピックスをお届けする。
ディフェンディングチャンピオンのアキュラ、王座奪還を狙うキャデラック、帰ってきた耐久の雄ポルシェ、そして新参のBMW。計4つの自動車メーカーがLMDhプラットフォームの基でまったく新しいプロトタイプカーを製造し覇を競い合う、2023年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権GTPクラスのスタートが約1カ月後に迫るのに先立ち、12月7~8日の2日間にわたって開幕戦の舞台となるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで、IMSA公認テストが実施されている。新しい時代の幕開けを前に計9台のLMDhマシンが集ったGTPデイトナテスト初日のパドックから、各種トピックスをお届けする。
ポルシェのLMDhディレクターであるウルス・クラトレによると、ポルシェはカスタマー向けのLMDh車両『ポルシェ963』のデリバリーを、2023年4月末まで行わないことを決定した。
ポルシェ・モータースポーツのボスであるトーマス・ローデンバッハは先月、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦のデイトナ24時間レース(2023年1月)のグリッドにプライベーターのポルシェ963が並ぶのは「非常に厳しい」と述べていたが、それを受けての展開である。