IMSAとミシュランがロレックス24・アット・デイトナ(デイトナ24時間レース)とウェザーテック・スポーツカー選手権のシーズンにおいて使用できるタイヤ本数を減らした結果、2023シーズンのGTPクラスのチームは「異なるアプローチ」を採ることになると、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツのマネージング・ディレクターを務めるジョナサン・ディウグイドは述べている。
ニッキー・ティーム、デイトナ24時間への助っ人参戦が決定。マグナスが起用を発表/IMSA
アストンマーティンのワークスドライバーであるニッキー・ティームは、ロレックス・デイトナ24時間に参戦するマグナス・レーシングの4人目に指名され、同チームのドライバーラインアップを完成させた。
マグナス・レーシングは、2023年1月28~29日に行われるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦デイトナ24時間に向け、アンディ・ラリー、ジョン・ポッター、スペンサー・パンペリーという3人のドライバーの起用を事前にアナウンスしていたが、ここに強力な助っ人としてティームが加わることとなった。
デイトナ24時間は空前の生き残り合戦か。デビューを飾るLMDh車両の敵は「信頼性」と各メーカー
間もなく、アキュラ、BMW、キャデラック、ポルシェのLMDh車両が、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第1戦の『ロレックス24・アット・デイトナ(デイトナ24時間レース)』で、レースデビューの時を迎える。これら4つのファクトリーチームのマネジメント陣営は、勝利に向けた唯一の脅威は信頼性になると予想している。
グロージャンがエースカーをドライブ。アイアン・リンクス、デイトナ24時間のラインアップを発表
ランボルギーニチームのアイアン・リンクスは、1月28~29日に開催されるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦『デイトナ24時間レース』に同チームから参戦するドライバーラインアップを明らかにした。
2022年11月にフェラーリからランボルギーニにメーカーをスイッチすることを発表したイタリアのチームは、2023年シーズンの開幕戦に計3台のランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2を投入する予定だ。
NSX GT3に女性コンビ誕生。GRスープラ GT4からステップアップしフル参戦へ/IMSA
アメリカ・テキサス州を本拠とするグラディエント・レーシングは1月3日、2023年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権GTDクラスにアキュラNSX GT3 Evo22でフル参戦すると発表した。キャサリン・レッグとシーナ・モンクという2名の女性ドライバーがステアリングを握る。
ウェイン・テイラー・レーシングとアンドレッティ・オートスポートが提携発表。アキュラLMDh参戦体制も拡大?/IMSA
ウェイン・テイラー・レーシング(WTR)とアンドレッティ・オートスポートは12月28日、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦するため、このふたつのチャンピオン経験チームがリソースを結集し、新たな長期的パートナーシップを結ぶと発表した。
今回誕生することになった『ウェイン・テイラー・レーシング・ウィズ・アンドレッティ・オートスポート』は2023年、リッキー・テイラーとフィリペ・アルバカーキが乗る10号車アキュラARX-06をGTPクラスに投入。さらにこの組織は、レーサーズ・エッジ・モータースポーツとのジョイントにより、アシュトン・ハリソンとカイル・マーセリがドライブするGTDクラスのアキュラNSX GT3 Evo22のプログラムの背後にもつく予定だ。
開幕前公式テストでLMP2車両のパフォーマンスを引き下げへ。LMDhとの適切なギャップを目指す/IMSA
北米でスポーツカーレースを統括するIMSAは12月22日にテクニカル・ブルテンを発行、このなかで2023年1月のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第1戦デイトナ24時間レース前の公式テスト『ロア・ビフォア・ザ・ロレックス24』における技術構成を発表し、LMP2クラスのパフォーマンスレベルが引き下げられることが明らかとなった。
オリバー・ジャービス、デイトナ24時間に参戦へ。優勝経験持つEraモータースポーツに加わる
元マツダ・ファクトリードライバーであるオリバー・ジャービスが、来月1月に行われる2023年シーズン開幕戦デイトナ24時間レースにLMP2ドライバーとして参加することが決定した。
2022年にはメイヤー・シャンク・レーシング(MSR)のアキュラARX-05を駆り、コンビを組んだトム・ブロンクビストとともにIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権DPiクラスのシリーズチャンピオンを獲得したジャービス。
チップ・ガナッシ、キャデラックでのWEC参戦へドイツに新拠点。ル・マンを見据えたアプローチはデイトナから
2023年、WEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに『キャデラックV-LMDh』で参戦するチップ・ガナッシ・レーシング(CGR)は、このWECプログラムのためにドイツに拠点を設ける予定だ。チームのオペレーション・ディレクターを務めるマイク・オガラによれば、ドイツでは現在インフラの整備が進められているという。
また、チームはWEC/ル・マン参戦に向けたアプローチを、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦のデイトナ24時間レースから採用する予定だ。
■元ポルシェLMP1スタッフをマネージャーに起用
新時代を迎える2023年IMSAデイトナ24時間のエントリーリスト発表。GTPクラスのLMDh車両は9台
北米でスポーツカーレースを統括するIMSAは12月15日、アメリカ・フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで2023年1月28〜29日に開催するウェザーテック・スポーツカー選手権第1戦『ロレックス24(デイトナ24時間レース)』のエントリーリストを発表した。5クラス・60台の車両が名を連ねている。