1月6日、全日本ロードレース選手権に参戦しているAstemo Honda Dream SI Racingは、2021年と2022年にST1000クラスで2年連続チャンピオンに輝いた渡辺一馬の地元である栃木県鹿沼市が『渡辺一馬選手展 全日本連覇の軌跡』を主催するとアナウンスした。
TOHO Racing、JSB1000は清成龍一、ST1000は國峰啄磨を継続起用。目標は2クラス制覇/2023年全日本ロード
1月6日、全日本ロードレース選手権に参戦しているTOHO Racingは、2023年シーズンにおけるチーム体制を発表した。清成龍一がJSB1000クラス、國峰啄磨がST1000クラスに継続参戦して2クラス制覇を目指す。
TOHO Racingは東広島を拠点に活動しているレーシングチームで、全日本ロードや鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦しているプライベーターだ。
桜井ホンダ、伊藤和輝を擁して全日本ロードJSB1000にフル参戦
1月5日、全日本ロードレース選手権のJSB1000クラスに参戦しているHonda Dream RT 桜井ホンダは、2023年に伊藤和輝を起用すると発表した。
Honda Dream RT 桜井ホンダは、2018年に濱原颯道を起用して8年ぶりに全日本ロードの最高峰クラスに復帰した。ホンダCBR1000RR SP2、CBR1000RR-Rと乗り継ぎ、コンスタントに表彰台にも上り2021年にはランキング2位を獲得した。
【2022年編集後記】スタッフが選ぶ個人的名レース&名シーン/二輪編
autosport webでは、2022年シーズンも世界各地のさまざまなモータースポーツ情報をお届けしてまいりました。ここでは2022年編集後記と題しまして、各カテゴリーの担当スタッフが選んだ個人的ベストレースをご紹介いたします。
尾野弘樹「ライバルがいたからこそレベルの高い走りができた」/全日本ロードJ-GP3 チャンピオン特集
2021年最終戦で優勝し、小室旭と同ポイントながら優勝回数で上回り大逆転でチャンピオンを獲得した尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)。2022年シーズンは、小室が一線を退き、尾野のライバルと目されたライダーは全日本ロード3年目を迎える木内尚汰(Team Plusone)だった。実際にモビリティリゾートもてぎで行われた開幕戦は、木内との一騎打ちとなり最終ラップにかわされ2位となった。
中須賀克行「一戦一戦勝つことだけを考えていた」/全日本ロードJSB1000 チャンピオン特集
国内最高峰のJSB1000クラスで2年連続全レースで優勝を飾り、連勝記録を23まで伸ばし、11回目のシリーズチャンピオンを獲得した中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)。全日本ロードレース選手権の最高峰クラスで、この記録を破る者は、恐らく現れないだろう。勝ち続ける中須賀のモチベーションは、どこにあるのだろうか。
渡辺一樹、2022年限りでヨシムラと契約終了。全日本ロード、鈴鹿8耐、EWCで大きな貢献
12月27日、レーシングチームのヨシムラは、2022年限りでレーシングライダーと開発ライダーを務めた渡辺一樹と契約終了になったことを発表した。
渡辺は全日本ロードレース選手権のGP250に参戦後、2012年にJ-GP2チャンピオンに輝く。2013年から2016年はJSB1000に参戦し、2017年にスーパースポーツ世界選手権(WSS)で世界戦を経験した。
渡辺一馬「“勝つことの楽しさ”を再認識させてくれた」/全日本ロードST1000 チャンピオン特集
2022年シーズンの全日本ロードレース選手権は、ST600クラスを除き、2021年と同じライダーがチャンピオンを獲得。ST1000クラスの渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)も2連覇を達成していた。
「2021年にチャンピオンを獲ったところで、2022年は、どうしたいか伊藤(真一)監督に希望を聞いてもらっていました。JSB1000クラスにスイッチすることも魅力的だったのですが、ゼッケン1をつけてST1000クラスで連覇を目指すチャレンジの方がやってみたいと思いました」
MFJ、全日本ロードの2023年指定ゼッケンを発表。4クラス110人のナンバーが明らかに
12月19日、日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)は、2023年シーズンにおける全日本ロードレース選手権の指定ゼッケンを発表した。
全日本選手権では、希望ゼッケンを廃止して、2021年から前年度のランキング順にゼッケンナンバーを指定するレギュレーションに変更した。
ST1000ルーキーの國峰啄磨「JSB1000の代役経験で得た引き出し」が後半戦の武器に/全日本ロード
全日本ロードレース選手権で、毎戦のように激しい展開が繰り広げられた2022年のST1000クラス。タイトル争いは、前年度王者の渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)と國峰啄磨(TOHO Racing)が同ポイントで、最終戦鈴鹿までもつれ込んだ。惜しくもランキング2位となったが、ST1000ルーキーながらも躍進を見せた國峰の強さに迫った。