レッドブル、新型車『RB19』発表会を日本語実況&解説付きで生配信。2月3日23時から

 レッドブル・レーシングは、2月3日にアメリカ・ニューヨークで2023年F1活動発表会を実施し、その中で2023年型F1マシン『RB19』を披露する。開催が差し迫る2月1日、本イベントの模様が日本語の実況解説付きで生配信されることがレッドブルモータースポーツの公式Twitterで明らかにされた。

ヘルムート・マルコ、F1に巨額の買収オファーがあったことを前向きに捉えるもサウジアラビアへの売却には否定的

 レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、サウジアラビアの政府系ファンドがF1買収に関心を示したという最近の報道についての議論に加わった。

 10日前に『Bloomberg』が発表したレポートによると、サウジアラビアの公共投資ファンド(PIF)は、F1の商業権保有者『リバティ・メディア』と暫定的な話し合いを持ったが、リバティは200億ドル(約2兆6000億円)以上と推定されるオファーを拒否したという。

フェルスタッペン、プライベートジェットを改造し機内にF1シミュレーターを設置へ

 2度のF1世界チャンピオンであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、コース上でもプライベートジェットで飛行中のときも、F1に全力を注いでいる。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、フェルスタッペンが彼のプライベートジェットのダッソー・ファルコン900EXのキャビンスペースに、シミュレーターを設置しようとしていると明かした。

 チーム・レッドラインとともに仮想空間で戦う、熱心なトップレベルのシムレーサーであるフェルスタッペンは、レースをしていないときは自宅のシミュレーターで多くの時間を過ごしている。

レッドブルでの将来をめぐり、ペレスとリカルドの間では「興味深い戦い」が見られると元F1ドライバーが予想

『Sky Sports F1』の解説者である元F1ドライバーのカルン・チャンドックは、セルジオ・ペレスとリザーブドライバーのダニエル・リカルドの間で、レッドブルのシートをめぐる「興味深い戦い」が見られるだろうと考えている。

 ペレスは書類上は2024年末までレッドブルと契約を結んでいるが、リーダーでチームメイトのマックス・フェルスタッペンと比較してパフォーマンスが下回ることが多くなれば、不安定な立場に立たされる可能性がある。リカルドは2023年のレッドブルのリザーブドライバーに指名されたが、チャンドックは、ペレスが低迷した場合にリカルドが適切に評価されれば、彼が2024年のレースシートに復帰する可能性があるだろうと語っている。

F1タイヤ戦争がなければ「メーカーはコンマ数秒を追求しなくなる」とフェルスタッペン。ピレリにさらなる改善を望む

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1にタイヤ戦争がないことから、ピレリはタイヤ開発のなかでも特にウエットタイヤについて非常に保守的なアプローチを取っていると述べている。

 2011年、ピレリはブリヂストンの後を継いでF1の独占タイヤサプライヤーとなった。FIAがF1のために1社のサプライヤーに絞ることを決めた背景には、長年にわたる自由競争の結果コストが急速に上がり、マニュファクチャラー間の機能差が広がったことがある。

年間最多新記録15勝をマークしたフェルスタッペン、その勝率は歴代何位?/2022年F1数字考第1回

 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の圧勝に終わった2022年のF1。そこで生まれた“数字”についてのアレコレを全3回予定で考えてみたい。記録という枠だけにとらわれず、数字で考えられる部分を探っていこうという趣向だが、やはり数字の代表格は記録である。まず第1回はフェルスタッペンが樹立した年間最多勝記録に関する数字について、掘り進めていく。

レッドブル・ジュニアチームが2023年のラインアップを発表。FIA F2には岩佐歩夢ら6人が参戦へ

 レッドブル・ジュニアチームは、2023年シーズンのドライバーラインアップを発表した。チームのプレスリリースによると、今年は日本人ドライバー2名を含む12名のドライバーが所属するという。

 まず、合計6名の若手ドライバーたちが、レッドブルの名を背負ってFIA F2を戦う。3名は新人で、それ以外の3名はこのカテゴリーで2シーズン目を迎える。

規則の解釈を誤ったチームは「常に遅れをとり、追いつくための努力が必要」とレッドブルF1のフェルスタッペン

 F1のレギュレーション刷新から1年が経ったが、2022年にルールの解釈を誤ったチームは、2023年シーズンも遅れを取り戻し続けなければならない可能性が高いと、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは述べている。

 レッドブルとフェラーリの新世代マシンは、2022年シーズン開幕時には彼らのライバルであるメルセデスをリードしていた。一方でメルセデスのマシンは、慢性的なポーパシング問題のせいで性能を発揮できなかった。この空力現象はフィールド全体に広がった問題で、メルセデスのエンジニアたちは最終的に夏の間に問題を軽減することができたが、メルセデスは特に大きな影響を受けてしまった。

フェラーリF1がついに2026年PU製造者登録へ。レッドブル・パワートレインズの新規参入者ステータスに反対も、戦略変更

 スクーデリア・フェラーリが、2026年からF1に導入されるパワーユニット(PU)レギュレーション下で参戦することに同意し、マニュファクチャラーとしての登録を行うことを決意したようだ。フェラーリは、レッドブル・パワートレインズが新規参入者として有利な立場を得ることに反対し、これまで登録を行ってこなかった。

バーチャル・ル・マン24時間レースに参加したフェルスタッペン、度重なる技術的不具合に失望「何かの冗談としか思えない」

 マックス・フェルスタッペンはバーチャル・ル・マン24時間レースの主催者に対して「お笑いぐさ」という厳しい言葉を使わざるを得なかった。度重なる技術的不具合により、首位に立っていたレースからのリタイアを余儀なくされたのだ。

 フェルスタッペンは『チーム・レッドライン』の一員として、仲間のシムレーサーであるジェフリー・リートフェルト、ルーク・ブラウニング、ディオゴ・ピントとともにエントリーしていた。スタート時点で首位に立ち、そのままレースをリードしていたが、早朝、接続の不具合に見舞われた。接続が回復するまでに、フェルスタッペンの順位は17位まで下がってしまっていた。そこに不運が重なり、90分後にまたしても技術的不具合が起きてしまったのだ。