1月17日、ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWSを運営するSROモータースポーツ・グループは、台湾のFIST-チームAAIが2023年のシリーズに2台のBMW M4 GT3で復帰すると発表した。またSROは、今季のエントリーが第2ラウンドの富士以降最大で40台もの台数となり、開幕ラウンドのタイには25台が出場する可能性があると明らかにした。
フェラーリGTワークス史上初の女性ドライバー誕生。リル・ワドゥがWEC・LMGTEアマに参戦へ
フェラーリは1月16日、リル・ワドゥーをファクトリーGTドライバーのラインアップに加えると発表した。ワドゥは、フェラーリ・ワークスの『コンペティツィオーネGT』に所属する初の女性ドライバーとなる。フランス籍で21歳の彼女は2023年、WEC世界耐久選手権LMGTEアマクラスで、AFコルセのフェラーリ488 GTE Evoをドライブする。
金丸ユウがLMP3でデイトナ24時間デビューへ「インパクトが残せるようにしたい」
1月26〜29日、アメリカのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催されるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第1戦デイトナ24時間。GTPクラスでは新世代のLMDhカーがデビューするなど注目を集める一戦だが、このレースに長年ヨーロッパで戦ってきた金丸ユウが参戦する。金丸に参戦までのいきさつと意気込みを聞いた。
BMW陣営に移ったチームWRTが鮮烈な“デビュー”ウイン。バレンティーノ・ロッシ組も3位に/ドバイ24時間
1月14〜15日、『24Hシリーズ』の一戦に数えられる『ハンコック・24H・ドバイ(ドバイ24時間レース)』がアラブ首長国連邦・ドバイに位置するドバイ・オートドロームで行われ、チームWRTの7号車BMW M4 GT3が優勝。モハメド・アル・サウド/ディエゴ・メンチャカ/ジャン・バティスト・シメナウアー/イェンス・クリングマン/ドリス・ファントール組が、今季よりアウディからBMW陣営へと移ったチームWRTの“デビュー戦”に、勝利をもたらした。
GTDプロにBMWが追加参戦。ターナー・モータースポーツが95号車M4 GT3の出場クラスを変更
ターナー・モータースポーツは、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦のチームラインナップにブルーノ・シュペングラーを加え、95号車BMW M4 GT3をデイトナ24時間でGTDプロクラスに移行させることを確認した。また、残りのIMSAミシュラン・エンデュランスカップ・ラウンドにもGTDクラスから参戦する見込みだ。
この決定により、1月28~29日にアメリカ・フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催される24時間レースでは、GTDプロに参加するメーカーが9つとなり、8車種9台によって争われることとなる。
ケビン・マグヌッセンが手首を手術へ。親子でのデイトナ24時間出場は困難か
ケビン・マグヌッセンが来週に手の手術を受ける準備をしていると発表したことで、1月28〜29日に開催が控えるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第1戦デイトナ24時間レースへの出場が危ぶまれている。
フェラーリ、米国のソフトウェア企業『ジェネシス』と複数年のスポンサー契約を締結。WECプロジェクトでも提携へ
スクーデリア・フェラーリは、アメリカのソフトウェア企業『Genesys(ジェネシス)』と、複数年にわたるスポンサー契約を締結したことを発表した。
フェラーリと新チームパートナーとの契約締結は、フェラーリがスイスのブロックチェーン企業『Velas(ヴェラス)』との契約を早期に終了させた後に行われることになる。
赤と青に加え、ゴールドも。WECとIMSAに参戦する新型キャデラックV-LMDhのカラーリング発表
1月12日、キャデラックは2023年のデイトナ24時間レースでデビューを果たす、3台の新型LMDh車両『キャデラックV-LMDh』のレースカラーリングを発表した。車体後部はブラックで統一されたうえで、3台それぞれのフロント側にテーマカラーが設定された形となっている。
WTR、新型アキュラARX-06のカラーリングを公開。デイトナ24時間レースでデビュー
ウェイン・テイラー・レーシング(WTR)・ウィズ・アンドレッティ・オートスポートは1月11日、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の2023年シーズンに投入する10号車アキュラARX-06のマシンカラーリングを公開した。
従来のDPiからハイブリッドマシンのLMDhカーを用いるGTPへとトップカテゴリーが置き換えられる新シーズンに向け、お馴染みのリッキー・テイラーとフィリペ・アルバカーキのコンビに、助っ人のルイ・デレトラズ、デイトナ24時間で第4ドライバーを務めるブレンドン・ハートレーを加えた4人体制で開幕戦に臨むWTR・ウィズ・アンドレッティチーム。
バレンティーノ・ロッシ、将来のWEC/IMSA参戦に前進か。LMDhのテスト計画あり
BMW Mモータースポーツのボス、アンドレアス・ルースによると、ドイツのメーカーはバレンティーノ・ロッシにLMDhマシンをテストする機会を設けることを計画しており、その最初のテストが2023年の終わりごろに実施される可能性があることを示唆した。
先月BMWのワークスドライバーに就任するとともに、チームWRTの一員として2023年もファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパに参戦することが決まったロッシ。MotoGPの“レジェンド”として知られる彼は、今週末のハンコック・ドバイ24時間、来月行われるリキモリー・バサースト12時間などのGT耐久レースにも参加する予定だ。