【記事ランキング2022総集編Best 5/WRC編】計4ステージキャンセルの衝撃。真冬でも熱かった“セブ対決”

 2022年の最終戦として行われた『ラリージャパン』から早1カ月以上が経過し、WRC世界ラリー選手権の短いオフシーズンはすでに折り返し地点を過ぎました。来月半ばに次のシーズンの開幕を控えるなか、ここでは今季2022年に多く見られたWRCレポート記事ベスト5をランキング形式で紹介します。

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■第5位
トヨタGRヤリスがWRC初優勝。ロバンペラ独走、勝田貴元は4位/第2戦ラリー・スウェーデン

ラリージャパン2022、FIAの環境認証プログラムで“ふたつ星”獲得。改善を追求する活動などが評価

 12月26日、ラリージャパン事務局は、11月10~13日に開催されたWRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』が、FIA国際自動車連盟の環境認証プログラムで“ふたつ星”を獲得したことを明らかにした。

 FIA環境認証プログラムは、地球規模のモータースポーツ活動や自動車関連産業の健全な発展を促し、その環境パフォーマンスの強化に資することを目的に設定されているもの。ラリージャパン2022が授与された“ふたつ星”は3段階に分かれた授賞構成のうち、環境システムの導入を通じて継続的な改善を追求する大会主催者の活動と取り組みへの遂行レベルが『優良』であることを示すものだ。

王者トヨタ、3台体制で臨むダカールラリーで大会連覇を狙う「2023年も勝ちたい」とアル-アティヤ

 2022年のダカールラリーと、同年にスタートしたW2RC世界ラリーレイド世界選手権を制したTOYOTA GAZOO Racingによる2連覇を目指す挑戦がいよいよスタートする。

“世界でもっとも過酷なラリーレイド”として知られる、ダカールラリーの開幕を直前に控えたTOYOTA GAZOO Racing(TGR)。前回大会に続く2大会連続優勝を目標に、計3台のGRダカールハイラックスT1+で砂漠のレースに挑むチームは、ラリーのスタート地であるサウジアラビア西海岸の都市ヤンブ北部のシーキャンプで車両を組み上げた。5日後に開幕するダカールラリー2023に向け、チームはこの後シェイクダウンを行い本番に備えた最終チェックを実施する。

【2022年動画ランキング/WRCハイライト】第8位&9位:白熱した表彰台争い。横転しても3位は死守

 2022年も残すところあと少し。しかし、WRC世界ラリー選手権は来月2023年1月から、早くも新たなシーズンの開幕を迎えます。そこで短いオフの間に、2022年シーズンの戦いを各イベントのダイジェスト動画で振り返っていきたいと思います。順番は年間13戦のアクセスランキング下位から上位に向かうカウントダウン式。今回は第8位と9位を見てみましょう。

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■9位:第8戦ラリー・フィンランド

【2022年動画ランキング/WRCハイライト】第10位&11位:462日ぶりの勝利。トヨタ受難の一戦

 2022年も残すところあと少し。しかし、WRC世界ラリー選手権は来月2023年1月から、早くも新たなシーズンの開幕を迎えます。そこで短いオフの間に、2022年シーズンの戦いを各イベントのダイジェスト動画で振り返っていきたいと思います。順番は年間13戦のアクセスランキング下位から上位に向かうカウントダウン式。今回は10位と11位です。

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■11位:第9戦イープル・ラリー・ベルギー

【2022年動画ランキング/WRCハイライト】第12位&13位:オジエがラリー1初優勝、ヒョンデ初の1-2-3

 2022年も残すところあと少し。しかし、WRC世界ラリー選手権は来月2023年1月から、早くも新たなシーズンの開幕を迎えます。そこで短いオフの間に、2022年シーズンの戦いを各イベントのダイジェスト動画で振り返っていきたいと思います。順番は年間13戦のアクセスランキング下位から上位に向かうカウントダウン式。まずは13位と12位を見ていきましょう。

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■13位:第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ

ガス・グリーンスミス、8年過ごしたMスポーツ・フォードを離脱。2023年の計画は未発表

 WRC世界ラリー選手権に参戦しているMスポーツ・フォードWRTは12月20日、ガス・グリーンスミスが2022年限りで同チームを離れることを明らかにした。

 Mスポーツのアナウンスによれば、イギリスの名門ラリーチームとグリーンスミスの間で来季2023年に向けた契約が合意に至らず、フォード・プーマ・ラリー1で2022年シーズンを戦った両者は、それぞれ別の道を歩むことになったという。

MスポーツのWRC2ラインアップ決定。フルモーとミュンスターがフォード・フィエスタで参戦

 Mスポーツ・フォードはWRC世界ラリー選手権の2023年シーズンに向け、アドリアン・フルモーとグレゴワール・ミュンスターを同シリーズのWRC2クラスに送り込むことを確認した。彼らはともにフォード・フィエスタ・ラリー2 MkIIでステップアップカテゴリーのタイトル獲得を目指す。

 フルモーは車両トラブルや自身のミスによるアクシデントが相次いだ2022年シーズンを最高峰のラリー1クラスで過ごしたが、来る2023年はサポートカテゴリーに戻ることとなった。

ラリージャパンは2022年の教訓から学ばなければならない。FIAからの前代未聞の声明と重大な欠点/海外記者WRCコラム

 来季2023年シーズンのカレンダー発表と同時に、2年続けての開催が決定したラリージャパン。WRC世界ラリー選手権の日本ラウンドとして、12年ぶりの復活を果たした2022年大会は、勝田貴元の表彰台獲得というポジティブな話題で盛り上がった一方、さまざまなアクシデントや事件も発生した。そんなラリージャパン2022は海外ジャーナリストの目にどのように映ったのか、アメリカのラリーメディア『DirtFish』で編集委員を務めるデイビッド・エバンスが振りかえった。

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 私はずっと日本が好きだ。冬に妙高高原の素晴らしい白樺林のなかを、深く積もったパウダースノーを静かに踏んで歩くことから、渋谷の交差点を渡る無数の人々のうちのひとりになることまで、私は日本が大好きなのだ。

サイモン・ワグナーも『シュコダ・ファビアRSラリー2』にスイッチ。イギリス王者もERC昇格か

 2023年は3月11~12日の週末に開幕を迎えるERCヨーロッパ・ラリー選手権でのチャンピオンシップ制覇に向け、オーストリア出身のサイモン・ワグナーが体制を強化。来季より本格デリバリーが始まる真新しいシュコダ・モータースポーツ製の新型モデル『ファビアRSラリー2』にスイッチし、ERCでのチャンピオン獲得に意欲を燃やしている。

 また、2022年は『フォルクスワーゲン・ポロGTI R5』をドライブし、BRCイギリス・ラリー選手権を初制覇したオシアン・プライスも、2023年はERCに昇格して複数ラリーへのチャレンジを検討している。