フェラーリF1が2023年初テストをスタート。初日はシュワルツマンが2021年型SF21で走行

 スクーデリア・フェラーリが、1月24日、2023年F1シーズンに向けた準備として、旧型車でのテストを開始した。今年初のテストはフィオラノで行われ、初日は、開発およびリザーブドライバーのロバート・シュワルツマンが2021年型SF21で周回を重ねた。

ランボルギーニからフェラーリへ。ブランド変更のエミル・フレイ、2023年の計画は未発表

 エミル・フレイ・レーシングは、ランボルギーニでの4年間の活動の後、使用するマシンのブランドをフェラーリにスイッチすることを発表した。

 スイスのチームは、2019年にランボルギーニ・ウラカンGT3エボでのキャンペーンを開始し、翌年のファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパへの復帰に先立ってエントリーしたインターナショナルGTオープンでタイトルを獲得した。

年間最多新記録15勝をマークしたフェルスタッペン、その勝率は歴代何位?/2022年F1数字考第1回

 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の圧勝に終わった2022年のF1。そこで生まれた“数字”についてのアレコレを全3回予定で考えてみたい。記録という枠だけにとらわれず、数字で考えられる部分を探っていこうという趣向だが、やはり数字の代表格は記録である。まず第1回はフェルスタッペンが樹立した年間最多勝記録に関する数字について、掘り進めていく。

フェラーリF1、2023年の開発/リザーブドライバーを発表。ジョビナッツィとシュワルツマンが現場でサポート

 スクーデリア・フェラーリは、2023年シーズンの開発ドライバーとリザーブドライバーを発表した。リザーブドライバーはアントニオ・ジョビナッツィとロバート・シュワルツマン、開発ドライバーはアントニオ・フォコとダビデ・リゴンというラインアップだ。

 2022年に続きリザーブドライバーを務めるジョビナッツィだが、2023年はWEC世界耐久選手権に出場することが決まっている。そのため、ジョビナッツィがチームに帯同できない場合は、シュワルツマンが現場でチームをサポートすることになる。それと同時に、ふたりともシミュレーター作業にも取り組むということだ。

フェラーリ・ドライバー・アカデミーの1年が始動。2023年は男性6名、女性2名の全8名が所属

 フェラーリのドライバー育成プログラムである『フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)』の2023年シーズンがスタートした。今年は男性ドライバーが6名、女性ドライバーが2名の計8名が所属し、そのうち7名が新たなカテゴリーに参戦するという。

 2023年のFDAのメンバーは、オリバー・ベアマン、アーサー・ルクレール、ディーノ・ベガノビック、マヤ・ウィーグ、ラファエル・カマラ、そして新人のジェームズ・ウォートン、トゥッカ・タポネン、アウレリア・ノベルズだ。マラネロの本拠地では顔合わせが行われ、8名のドライバーとFDAの責任者であるマルコ・マタッサ、フェラーリF1のチーム代表を務めるフレデリック・バスール、およびレーシングディレクターのローレン・メキースが出席した。

フェラーリF1がついに2026年PU製造者登録へ。レッドブル・パワートレインズの新規参入者ステータスに反対も、戦略変更

 スクーデリア・フェラーリが、2026年からF1に導入されるパワーユニット(PU)レギュレーション下で参戦することに同意し、マニュファクチャラーとしての登録を行うことを決意したようだ。フェラーリは、レッドブル・パワートレインズが新規参入者として有利な立場を得ることに反対し、これまで登録を行ってこなかった。