WRC世界ラリー選手権に参戦しているMスポーツ・フォードWRTは12月20日、ガス・グリーンスミスが2022年限りで同チームを離れることを明らかにした。
Mスポーツのアナウンスによれば、イギリスの名門ラリーチームとグリーンスミスの間で来季2023年に向けた契約が合意に至らず、フォード・プーマ・ラリー1で2022年シーズンを戦った両者は、それぞれ別の道を歩むことになったという。
WRC世界ラリー選手権に参戦しているMスポーツ・フォードWRTは12月20日、ガス・グリーンスミスが2022年限りで同チームを離れることを明らかにした。
Mスポーツのアナウンスによれば、イギリスの名門ラリーチームとグリーンスミスの間で来季2023年に向けた契約が合意に至らず、フォード・プーマ・ラリー1で2022年シーズンを戦った両者は、それぞれ別の道を歩むことになったという。
来季2023年シーズンのカレンダー発表と同時に、2年続けての開催が決定したラリージャパン。WRC世界ラリー選手権の日本ラウンドとして、12年ぶりの復活を果たした2022年大会は、勝田貴元の表彰台獲得というポジティブな話題で盛り上がった一方、さまざまなアクシデントや事件も発生した。そんなラリージャパン2022は海外ジャーナリストの目にどのように映ったのか、アメリカのラリーメディア『DirtFish』で編集委員を務めるデイビッド・エバンスが振りかえった。
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私はずっと日本が好きだ。冬に妙高高原の素晴らしい白樺林のなかを、深く積もったパウダースノーを静かに踏んで歩くことから、渋谷の交差点を渡る無数の人々のうちのひとりになることまで、私は日本が大好きなのだ。
2014年からファンの皆さんに、よりスーパーGT、そしてモータースポーツに親しんでもらおうとニコニコ生放送でお届けしてきた『脇阪寿一の言いたい放題!』。2019年からは『脇阪寿一のSUPER言いたい放題』としてリニューアルしましたが、12月19日(月)20時から2022年最後の放送となる12月分の放送をお届けします。
2022年11月のラリージャパンで世界初公開された『GRヤリス・ラリー2コンセプト』は、トヨタが今後しばらくラリーにコミットし続けるという強い決意の証である。
トップカテゴリーであるWRカーやラリー1でのWRC世界ラリー選手権参戦は、企業のプロモーション活動としての役割が大きく、世界中の人々にトヨタのモータースポーツイメージを植え付けることに成功した。しかしF1と同様に、ラリー1は限られた選手だけがステアリングを握ることができるエリート用マシンであり、一般的なラリードライバーにとっては夢を描くことが難しい。
WRC世界ラリー選手権で4回ワールドチャンピオンに輝いた“レジェンド”ユハ・カンクネンは、TOYOTA GAZOO Racingがまだ開発期間があるにもかかわらず、すでにトヨタGRヤリス・ラリー2コンセプトでの目標を達成したと確信している。
11月12日に、日本で開催されたWRC最終戦『ラリージャパン』のデイ3で、GRヤリス・ラリー2コンセプトのステアリングを握った4冠王者は、デモンストレーション走行を行ったクルマのパフォーマンスを絶賛。「とてもいいクルマだ」と述べた。
オット・タナクのヒョンデ離脱と、2022年シーズンをMスポーツで過ごしたクレイグ・ブリーンの韓国メーカーへの出戻り、このふたつの出来事から2019年王者の“古巣復帰”が有力視されていたが、それが現実のものとなった。12月7日、Mスポーツ・フォードWRTはWRC世界ラリー選手権の2023年シーズンに向けて、タナクと契約を結んだことを正式発表した。
TOYOTA GAZOO Racing WRTで2019年にワールドチャンピオンを獲得した後、2020年からはヒョンデ・シェル・モビスWRTに籍を移し、ティエリー・ヌービルとともに陣営の“ダブルエース”の一角を担ってきたタナク。彼にとってMスポーツはWRCキャリアをスタートさせた場所だ。また、記念すべきキャリア初優勝を飾った思い入れのあるチームでもある。
Mスポーツ・フォードWRTの代表を務めるリチャード・ミルナーは、イギリスの名門ラリーチームが2022年シーズン中に達成した進歩を、さらに推し進めることを切望している。
WRC世界ラリー選手権の最高峰カテゴリーで、TOYOTA GAZOO Racing WRTとヒョンデ・シェル・モビスWRTを相手に戦うMスポーツ・フォード。セミワークスチームであるこの組織は、フルワークスのトヨタ、ヒョンデの両チームがすでに2023年シーズンの参戦体制を明らかにしているなか、現在までそのアナウンスを行っていない。