好調オジエがリードを拡大。ロバンペラが続きデイ2もトヨタ1-2、勝田は7番手/WRCモンテカルロ

 1月20日、WRC世界ラリー選手権第1戦『ラリー・モンテカルロ』は競技2日目のSS3~8が行われ、初日に引き続きTOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合首位に立っている。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)はデイ1から順位をふたつ上げ総合7番手につけた。

 伝統のラリー・モンテカルロは20日(金)、競技2日目を迎えた。3つのステージを各2回走行するスケジュールでSS3からSS8まで計6本のSSで争われたデイ2は、早朝から晴天に恵まれ路面はほぼドライコンディションが保たれたが、一部では凍結やウエット路面もみられた。

【順位結果】2023年WRC第1戦ラリー・モンテカルロ SS8後

 1月20日、WRC世界ラリー選手権第1戦『ラリー・モンテカルロ』は競技2日目のSS3~8が行われ、初日に引き続きTOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合首位に立っている。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)はデイ1からふたつ順位を上げ、総合7番手につけた。

■2023年WRC世界ラリー選手権第1戦ラリー・モンテカルロ暫定結果 SS8後

2022年WorldRX王者KMS、オーレ・クリスチャン・ベイビーを擁し『ポロGTI R5』でWRC2地元戦出場へ

 2023年で世界選手権化10周年を迎えるWorldRX世界ラリークロス選手権にて、電動化初年度となった昨季2022年も最高峰クラス『RX1e』で圧倒的強さを発揮し、自身5度目のタイトルを獲得した“絶対王者”ヨハン・クリストファーソン(KMS/フォルクスワーゲンRX1e)だが、ともにフォルクスワーゲン・ディーラーチーム・バウハウスとして参戦した僚友オーレ・クリスチャン・ベイビーへの支援態勢を敷き、来月2月9〜12日にスウェーデンで開催されるWRC世界ラリー選手権への参戦を表明。強豪ひしめくWRC2クラスに『フォルクスワーゲン・ポロGTI R5』を投入する。

 ともにWRC出場経験を持つKMSのふたりだが、WorldRXでも2022年よりタッグを組んでチームに世界タイトルをもたらした連携を活かし、ノルウェー出身クリスチャン・ベイビーは同郷のアンドレアス・ミケルセンに敗れ2位に終わった昨季の雪辱を。そしてエースのクリストファーソンは、昨季同様エンジニアリング面でKMSを牽引する役割を担い、自身が地元でクラス優勝を飾った2019年の再現を狙っている。

初日首位のオジエ「塩が撒かれていたため滑りやすかった」/WRC第1戦モンテカルロ デイ1後コメント

 1月19日、WRC世界ラリー選手権の2023年シーズン開幕戦『ラリー・モンテカルロ』の競技初日、デイ1のSS1~2が行われTOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合首位に立った。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)はSS1で4番手タイムを記録したが、続くSS2でハンドブレーキのトラブルに見舞われ総合9番手となった。そんな開幕戦モンテカルロのデイ1後のドライバーコメントが各陣営から届いている。

■Mスポーツ・フォードWRT

●オット・タナク(#8 フォード・プーマ・ラリー1)/デイ1総合3番手

トヨタ、WRC開幕戦モンテカルロ初日にワン・ツー構築「とても頼もしく思う」とラトバラ代表

 1月19日、WRC世界ラリー選手権の2023年シーズン第1戦『ラリー・モンテカルロ』がモナコで開幕した。フランス南部の山岳地帯で2本のナイトステージが行われた競技初日、TOYOTA GAZOO Racing WRTはセバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合首位に。また、チームメイトのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合2番手につけ、デイ1からワン・ツー体制を築いている。

 新チャンピオンとして2023年シーズンに臨むカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合5番手で初日を終了。TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムにより4台目のトヨタGRヤリス・ラリー1で出場の勝田貴元/アーロン・ジョンストン組は総合9番手でラリー初日の走行を終えている。

WRCモンテカルロの初日はトヨタのオジエ、エバンスが1-2。勝田はトラブル発生で9番手に

 1月19日、WRC世界ラリー選手権の2023年シーズン開幕戦『ラリー・モンテカルロ』の競技初日、デイ1のSS1~2が行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合首位に立った。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)はSS1で4番手タイムを記録したが、続くSS2でトラブルに見舞われ総合9番手となっている。

■“モンテマイスター”オジエが好スタート

 昨季2022年のモンテカルロでは、“宿敵”セバスチャン・ローブ(フォード・プーマ・ラリー1)と一騎打ちを演じるなか、リードして迎えた最終日のパンクによって目前に迫った優勝を逃してしまったオジエ。通算9度目となる地元での勝利を目指す39歳のフランス人は、19日(木)午前中に行われたシェイクダウンに続き2本のナイトステージでも速さを見せた。

【順位結果】2023年WRC第1戦ラリー・モンテカルロ SS2後

 1月19日、WRC世界ラリー選手権の2023年シーズン開幕戦『ラリー・モンテカルロ』の競技初日、デイ1のSS1~2が行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合首位に立った。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)はSS1で4番手タイムを記録したが、続くSS2でトラブルに見舞われ総合9番手となった。

■2023年WRC世界ラリー選手権第1戦ラリー・モンテカルロ暫定結果 SS2後

セバスチャン・オジエ、WRC開幕戦モンテカルロのシェイクダウンで最速タイム。勝田貴元は9番手

 1月19日、同日に開幕するWRC世界ラリー選手権第1戦『ラリー・モンテカルロ』のシェイクダウンが行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が全体ベストタイムをマークした。

 2023年もシーズンのオープニングイベントとして開催されるラリー・モンテカルロ。この伝統のラリーは今年、1月19日(木)から22日(日)にかけてモナコとフランスにまたがるかたちで競技が行われる。

新王者ロバンペラ「昨年より落ち着いてスタートを切れるはず」/2023年WRC第1戦モンテカルロ 事前コメント

 伝統の『ラリー・モンテカルロ』は1年の始まりとしてWRCファンにはお馴染みのイベントだ。1月19日から22日にかけて同イベントが実施される2023年も、この場所から世界ラリー選手権の新しいシーズンの幕が開け、11月に予定されている最終戦『ラリージャパン』まで続いていく。

 そんな開幕戦モンテカルロを前に“ラリー1規定”2年目のシーズンを戦うTOYOTA GAZOO Racing WRT、ヒョンデ・シェル・モビスWRT、Mスポーツ・フォードWRTの3陣営からドライバーたちのコメントが届いている。

■Mスポーツ・フォードWRT

2023年開幕戦のシェイクダウンも無料配信。1月19日、17時30分スタート/WRCモンテカルロ

 1月19日(木)から22日(日)にかけて、WRC世界ラリー選手権第1戦『ラリー・モンテカルロ』がモナコとフランスで開催される。その大会初日の木曜日に行われるシェイクダウンの模様がWRC公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/@wrc)で無料ライブ配信されることが決まった。

 WRCにおけるシェイクダウンは、各ラウンドごとに設定される最初の走行枠のこと。ラリーの本番を前に、選手たちがマシンを走らせクルマの状態を確認し、ときにセットアップの変更や調整を行う大事なセッションだ。とくに事前のテストが禁止されている欧州域外のイベントではその重要度が高まる傾向にある。日本ラウンド『ラリージャパン』もそのうちのひとつだ。