【動画】WRC2に参戦するオリバー・ソルベルグ、新型シュコダ・ファビアRSラリー2をテスト

 12月15日に2023年シーズンのプログラムを発表したオリバー・ソルベルグが、新型シュコダ・ファビアRSラリー2のテストの様子を自身のYouTubeチャンネルで公開した。

 既報のとおり、2022年末にヒョンデワークスを離れることとなった21歳のスウェーデン人は、来る2023年に向けて主戦場をラリー2カテゴリーに移し、WRC世界ラリー選手権の母国ラウンドである第2戦スウェーデンからWRC2クラスでのチャンピオン獲得に挑戦する。

オリバー・ソルベルグ、新型シュコダでモンテカルロ参戦へ。2023年はWRC2タイトルに挑戦

 12月15日、元ヒョンデ・ワークスドライバーのオリバー・ソルベルグは、来季2023年シーズンのプログラムを発表し、ドイツのトクスポーツからWRC世界ラリー選手権のWRC2クラスに参戦することを明らかにした。

 21歳のソルベルグと彼のコドライバーであるエリオット・エドモンドソンは、2022年シーズンの終盤にヒョンデを離れることになって以来、その去就が注目されていた。

Mスポーツ、タナクの僚友にピエール-ルイ・ルーベを指名。ギルソウルとのペアでWRC初フル参戦へ

 Mスポーツ・フォードWRTは12月15日、ピエール-ルイ・ルーベをふたりめのフルタイムドライバーとして2023年シーズンのWRC世界ラリー選手権で起用すると発表した。

 今季2022年はパートタイムで計7回、フォード・プーマ・ラリー1をドライブしたルーベ。自己最高位の4位をマークしたことに加え、自身初のステージ優勝と初のラリーリーダーを経験するなど、印象的な活躍を見せた25歳のフランス人は、先週“古巣復帰”がアナウンスされたオット・タナクのチームメイトとして全13戦が予定されている2023年シーズンを戦っていくことになった。

Switch版『WRCジェネレーションズ』発売。ラリー1カーを収録した最新ラリーゲーム

 12月15日、3gooはWRC世界ラリー選手権を手軽に楽しめる最新ゲーム『WRCジェネレーションズ』の任天堂スイッチ(Nintendo Switch)版を同日に発売すると発表した。

 先月11月10日に発売開始となったプレイステーション6、およびプレイステーション5(PS6/PS5)版に続いてリリースされたSwitch版は、FIA国際自動車連盟の公式ライセンスを受けたラリーレーシングゲームの最新版だ。

12月19日の『脇阪寿一のSUPER言いたい放題!』は2022年を総決算。野尻智紀&勝田貴元をゲストに

 2014年からファンの皆さんに、よりスーパーGT、そしてモータースポーツに親しんでもらおうとニコニコ生放送でお届けしてきた『脇阪寿一の言いたい放題!』。2019年からは『脇阪寿一のSUPER言いたい放題』としてリニューアルしましたが、12月19日(月)20時から2022年最後の放送となる12月分の放送をお届けします。

GRヤリス・ラリー2導入のトヨタの意図と覚悟。クルマの性能とともに問われるサポート体制

 2022年11月のラリージャパンで世界初公開された『GRヤリス・ラリー2コンセプト』は、トヨタが今後しばらくラリーにコミットし続けるという強い決意の証である。

 トップカテゴリーであるWRカーやラリー1でのWRC世界ラリー選手権参戦は、企業のプロモーション活動としての役割が大きく、世界中の人々にトヨタのモータースポーツイメージを植え付けることに成功した。しかしF1と同様に、ラリー1は限られた選手だけがステアリングを握ることができるエリート用マシンであり、一般的なラリードライバーにとっては夢を描くことが難しい。

チェコ出身23歳のエリック・カイス、2023年は新型『シュコダ・ファビアRSラリー2』にスイッチ/ERC

 来季も全8戦のスケジュールが発表された2023年のERCヨーロッパ・ラリー選手権に向け、これまでフォード・フィエスタ・ラリー2で戦ってきたチェコ共和国出身のエリック・カイスが、早くも新体制を発表。すでに来季からの本格デリバリーが予定されている新型『シュコダ・ファビアRSラリー2』にスイッチし、少なくとも5戦へのエントリーを見込んでいる。

 2021年にはドライバーズランキングで6位を記録した23歳のカイスは、今季2022年もフォードを操ってポルトガルの名物イベント『ラリー・セラ・デ・ファフェ・フェルゲイラス』と、地元戦の『バルム・チェコ・ラリー・ズリン』にエントリー。技術的なトラブルでポジションを下げるまでは、双方のイベントともトップ3に喰い込む印象的なパフォーマンスを披露していた。

4度のWRC王者ユハ・カンクネンがトヨタGRヤリス・ラリー2に感銘「とてもいいクルマだ」

 WRC世界ラリー選手権で4回ワールドチャンピオンに輝いた“レジェンド”ユハ・カンクネンは、TOYOTA GAZOO Racingがまだ開発期間があるにもかかわらず、すでにトヨタGRヤリス・ラリー2コンセプトでの目標を達成したと確信している。

 11月12日に、日本で開催されたWRC最終戦『ラリージャパン』のデイ3で、GRヤリス・ラリー2コンセプトのステアリングを握った4冠王者は、デモンストレーション走行を行ったクルマのパフォーマンスを絶賛。「とてもいいクルマだ」と述べた。

マクラーレン、タナー・ファウスト&エマ・ギルモアの残留を発表。シーズン3もペア続投/エクストリームE

 創設2年目のシーズンを終えたワンメイク電動オフロード選手権『エクストリームE』だが、来季2023年に向けてNEOMマクラーレン・エクストリームEがドライバー体制をアナウンスし、エマ・ギルモアとタナー・ファウストの残留を正式に発表。来るシーズン3もペアリング継続で挑むことを決めた。

 周囲のライバルよりひと足遅れ、2022年よりシリーズ参入を果たしたマクラーレンは、11月26~27日の週末にウルグアイのプンタ・デル・エステにて開催された最終戦『エナジーX Prix』で、初ポディウムとなる2位表彰台を獲得した。

【動画】6年ぶり古巣復帰のタナクがMスポーツのフォード・プーマに搭乗。夜の森で全開走行

 トヨタとヒョンデを相手にWRC世界ラリー選手権の最高峰クラスに挑んでいるMスポーツ・フォードWRTが、来たる2023年に向けて起用を発表したオット・タナクによるフォード・プーマ・ラリー1のテスト走行の様子を公式YouTubeチャンネルで公開している。

 既報のとおり、リチャード・ミルナー代表が率いる英国の名門ラリーチームは、“ラリー1”規定導入2年目となる2023年シーズンに向けて体制を変更。2017年まで同チームに在籍し、ワールドチャンピオンとなって戻ってきたオット・タナク/マルティン・ヤルヴェオヤ組をふたたび迎え入れ、6年ぶりのタイトル獲得を目指す。