今季2023年で創設3年目を迎えるワンメイク電動オフロード選手権『エクストリームE』に向け、新型モデル『タバスカンXE』を投入予定のアプト・クプラXEは、ダカールラリー“5冠”のナッサー・アル-アティヤに加えて、昨季の代打起用で初優勝に貢献するなど鮮烈な印象を残した、クララ・アンダーソンの継続起用をアナウンス。スウェーデン出身の22歳が、晴れてフルシーズンのレギュラーシートを獲得した。
ダカール2連覇のアル-アティヤ「最高の気分。多くの人に感謝したい」トヨタGRは3台全車がトップ5入り
1月15日、2022年の大晦日から16日間にわたって激戦が繰り広げられたダカールラリー2023がフィニッシュを迎えた。世界一過酷なラリーとして知られるイベントに計3台の『GRダカールハイラックスT1+』で参戦したTOYOTA GAZOO Racingは、競技3日目にトップに立って以来、最終日まで順位を守ったナッサー・アル-アティヤ/マシュー・ボーメル組が後続を1時間20分以上引き離す圧勝で大会2連覇を達成。通算5勝目を挙げた。
チームメイトのジニエル・ド・ヴィリエール/デニス・マーフィ組は総合4位でフィニッシュし、ダカールラリー3度目の挑戦となったヘンク・ラテガン/ブレット・カミングス組が総合5位で続いた。TOYOTA GAZOO Racingは参戦車3台がいずれもトップ5フィニッシュを果たす強さを見せた。
トヨタがダカールラリー優勝、アル-アティヤ2連覇達成。二輪はKTMのベナビデスが逆転勝利
1月15日、W2RC世界ラリーレイド選手権第1戦『第45回ダカールラリー2023』は競技最終日のステージ14が行われ、ディフェンディングチャンピオンとして今大会に臨んだナッサー・アル-アティヤ(GRダカールハイラックスT1+)が総合優勝を達成。TOYOTA GAZOO Racingとともに2連覇を飾った。
2022年の大晦日に行われたプロローグを皮切りに元日の競技スタート以降、2週間にわたって続いた長く厳しいラリーがフィナーレを迎えた。
トヨタ、アル-アティヤが首位を守る。3台のハイラックスT1+が総合トップ5走行中/ダカールラリー
1月12日、元日にスタートした『第45回ダカールラリー2023』は後半戦に入った。首都リヤドでの休息日で車両を完全に整備し直し、クルーも英気を養ったあと、ラリーはいよいよ、エンプティ・クォーター「空白地帯」と呼ばれるサウジアラビア南東部のルブアルハリ砂漠を舞台とするマラソン・ステージに突入した。
TOYOTA GAZOO Racing(TGR)から参戦している3台のGRダカールハイラックスT1+は、マラソン・ステージ1日目となったステージ11を終えた時点で、ディフェンディングチャンピオンのナッサー・アル-アティヤ/マシュー・ボーメル組が総合2番手に1時間20分ほどの大差をつけての総合首位を堅持している。チームメイトのヘンク・ラテガン/ブレット・カミングス組はライバルと僅差で表彰台を争う総合4番手、、ジニエル・ド・ヴィリエール/デニス・マーフィ組も総合5番手につけている。
ダカールラリー前半戦最後のステージ8はローブが優勝。総合首位はトヨタのアル-アティヤ
1月8日、2023年のW2RC世界ラリーレイド選手権開幕戦『第45回ダカールラリー2023』のステージ8が行われ、BRXハンターT1+を駆るセバスチャン・ローブ(バーレーン・レイド・エクストリーム)が今大会2度目のステージウインを飾った。
2週間にわたって続く過酷なラリーも折り返しを迎え、競技8日目のステージ8で前半戦が終了した。アル・ドゥワディミから首都リヤドに戻る822.94kmのルートのうち346kmのスペシャルステージ(SS)で争われたこの日は、カルロス・サインツ(チーム・アウディスポーツ)が終始好走を見せトップタイムでフィニッシュした。
アウディに連日の悲劇。ダカールラリー7日目はアル・ラジがステージ優勝、トヨタのトップ4変わらず
1月7日、第45回ダカールラリー2023のステージ7が行われ、地元サウジアラビア出身のヤジード・アル・ラジ(オーバードライブ・レーシング)がベストタイムをマーク。今大会初のステージ優勝を飾った。
ラリーの競技7日目は本来であればアル・ドゥワディミを起点とするループステージが行われるはずだったが、6日目の時点でその前日に同地を襲った大雨の影響でビバーク設営が困難だったことからルートが変更され、選手たちは2日前倒しでハイル入りし一夜を過ごすこととなった。
ペテランセル、サインツが揃ってクラッシュ。アル-アティヤ独走、トヨタがトップ4独占/ダカールラリー6日目
1月6日、W2RC世界ラリーレイド選手権第1戦『第45回ダカールラリー2023』のステージ6が行われ、ディフェンディングチャンピオンであるナッサー・アル-アティヤ(TOYOTA GAZOO Racing)が2日続けてのステージウインを飾った。
“砂漠の王”ことアル-アティヤが通算47回目のステージ優勝を飾った6日(金)は、当初の予定からルートが変更された。これはハイルの次のビバーク地とされていたアル・ドゥワディミでのサービス設営が大雨の影響で困難になったためだ。
ローブ、ステージ終盤にクラッシュ。ダカールラリー5日目は首位アル-アティヤが2度目のステージウイン
サウジアラビアで開催されている『第45回ダカールラリー2023』は1月5日、競技5日目のステージ5が行われ、GRダカールハイラックスT1+をドライブするナッサー・アル-アティヤ(TOYOTA GAZOO Racing)が今大会2度目のステージ優勝を果たした。
前日のステージ4に続き、ハイルのビバークを起点としたループステージで争われた競技5日目は、ハイルの東側に広がる砂漠地帯に設定された373kmのステージ5が戦いの舞台となった。
■ペテランセルが総合2番手に浮上
トヨタ、3台のGRダカールハイラックスT1+がトップ7を走行。連覇目指すアル-アティヤは首位浮上
2022年12月31日に開幕した第45回『ダカールラリー』は1月4日、ステージ4までが終了した。2022年大会に続く大会連覇を狙うTOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、サウジアラビアで開催されている今大会に向けて改良を施した『GRダカールハイラックスT1+』の3台体制で参戦している。
同チームのエースでディフェンディングチャンピオンであるナッサー・アル-アティヤ/マシュー・ボーメル組200号車は、3日(火)に行われたステージ3を終えた時点で総合首位に浮上。4日(水)も首位のポジションを守った。
首位サインツにトラブル発生。前年王者アル-アティヤがリードを奪う/ダカールラリー3日目
1月3日、サウジアラビアで開催されているW2RC世界ラリーレイド選手権第1戦『ダカールラリー2023』のステージ3が行われ、BRXハンターT1+を駆るゲラン・シシェリ(GCKモータースポーツ)がステージウイナーとなった。
第45回大会の競技3日目は、アル・ウラーからハイルへ向かう道中に設けられた全長447kmのステージで争われ、リエゾン(移動区間)を含めた1日の走行距離は669.15kmとなった。当該地域を襲った豪雨の影響で急きょ短縮を余儀なくされた同ステージで最速タイムを記録したのはGCKのシシェリで、ステージ2番手となったヘンク・ラテガン(TOYOTA GAZOO Racing)に3分26秒、3番手に入ったオーランド・テラノバ(バーレーン・レイド・エクストリーム)に5分04秒の差をつけた。