今年デビュー予定のニューモデル×44台をおさらいを含めてチェックする 

2023年デビュー予定のニューモデル。電気自動車とハイブリッド車がたくさん。新型VWパサート、メルセデスEクラス、VWティグアン3、BMW5シリーズ、トヨタ プリウスなどなど。 ほとんどのメーカーが内燃機関の終了時期をす […]

『トヨタGR86 CNF Concept 』まさかの直列3気筒ターボ搭載。レースを起点にした開発の真骨頂/世良耕太が選ぶ2022年記憶に残るモータースポーツマシン

 モータースポーツや自動車のテクノロジー分野に精通するジャーナリスト、世良耕太が選んだ『2022年記憶に残るモータースポーツマシン』3台は、トヨタGR86 CNF Concept 、プジョー9X8、アウディRS Q e-tronだった。それぞれの魅力を解説する。

アウディ、2026年からのF1参入に向けて開発ドライバーを雇う予定だと明かす。PU開発に起用へ

 アウディは、F1参戦の準備と2026年から使用するパワーユニットの開発に協力してもらうために、2023年の後半に開発ドライバーを起用すると述べている。

 アウディは2026年にF1のグリッドに加わる。同社のインゴルシュタットのファクトリーでは独自のF1エンジンが開発される一方、ザウバーの株式を取得し、同社と提携してシャシーの開発も行われる。アウディのF1責任者アダム・ベイカーは、2026年のドライバーラインアップについて話をするのは早すぎると述べているが、ノイブルクの拠点では、非常に重要なシミュレーター作業を行う開発ドライバーを頼ることになるという。

アウディF1責任者、2026年からのF1参入は「魅力的」だと語る。3年目に優勝を飾るためのプランを設定

 アウディのF1責任者であるアダム・ベイカーによると、グランプリレースでの成功を目指すアウディは、2026年から3カ年計画を遂行していくという。

 アウディのF1への野望については、何年にもわたって憶測が流れていたが、2022年の夏にようやくF1参入が発表された。アウディは、F1が新パワーユニットサイクルを導入する2026年からグリッドに並ぶ。シャシーを設計するザウバーと提携し、シャシーに搭載するアウディ製ハイブリッドエンジンを、現在建設中のノイブルクのファクトリーで製造することになる。

カルロス・サインツ、ダカールラリー初日を制し暫定首位に。二輪王者サンダーランドは転倒リタイア

 1月1日、大晦日に開幕した第45回ダカールラリー2023のステージ1がサウジアラビア西部のヤンブー近郊で行われ、アウディRS Q e-tron E2をドライブするカルロス・サインツ(チーム・アウディスポーツ)が自身42度目となるステージウインを飾り総合首位に立った。

 前日12月31日の“プロローグ”で幕を開けたW2RC世界ラリーレイド選手権第1戦ダカールラリーは、元日もヤンブーの近くに設けられたシーキャンプのビバークを起点とするループステージが行われた。全14本のステージのオープニングとなったステージ1の全長は601km、このうち競技区間は368kmとなっている。

ダカールラリー2023開幕。アウディのエクストロームがプロローグ最速、1秒差でローブが続く

 2022年12月31日、2023年W2RC世界ラリーレイド選手権のオープニングラウンドとなる『ダカールラリー2023』が開幕。サウジアラビア西部、ヤンブー近郊のシーキャンプで“プロローグ”が行われ、アウディRS Q e-tron E2を駆るマティアス・エクストローム(チーム・アウディスポーツ)が総合トップタイムを記録した。

 4年連続でサウジアラビアが戦いの舞台となるダカールラリー2023は前年からルートが大きく変わり、紅海に面するシーキャンプから2週間掛けて同国東部に位置するペルシャ湾沿岸のダンマームへと至る、東西横断ルートとなっている。2022年大会からふたつ増え全14ステージとなった競技区間の総延長は4611km。リエゾン(移動区間)を含めた総走行距離は8529kmに上る。