Honda Suzuka Racing Team、杉山優輝がJSB1000、“新部長”酒井隆嗣がST600にフル参戦/全日本ロード

 1月15日、全日本ロードレース選手権に参戦しているHonda Suzuka Racing Teamは、2023年における参戦体制を部長を務めることになった酒井隆嗣のYouTubeを通して発表した。

 ホンダ鈴鹿製作所のクラブチームとなるHonda Suzuka Racing Teamは、全日本ロードや鈴鹿8耐に参戦している。2022年は部長の亀井雄大がJSB1000で表彰台争いを演じ、杉山優輝がJSB1000にスポット参戦、酒井隆嗣が全日本ロードにデビューしてST600にスポット参戦した。また、鈴鹿8耐は亀井、田所隼、杉山の3人で戦った。

MFJ、全日本ロードの2023年指定ゼッケンを発表。4クラス110人のナンバーが明らかに

 12月19日、日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)は、2023年シーズンにおける全日本ロードレース選手権の指定ゼッケンを発表した。

 全日本選手権では、希望ゼッケンを廃止して、2021年から前年度のランキング順にゼッケンナンバーを指定するレギュレーションに変更した。

荒川晃大「レベルの高いST600クラスで戦ってきた自負がある」/全日本ロードST600 チャンピオン特集

 かつて地方選手権で速さを見せ鳴り物入りで全日本ロードレース選手権に上がって来た荒川晃大だったが、なかなか勝つことができずにいた。地方選手権では、同じレベルで走るライダーがいなかったこともあり、いつも独走優勝だった。全日本ロードでは、小山知良、岡本裕生、南本宗一郎、埜口遥希、長尾健吾、羽田太河など蒼々たるメンバーに揉まれながらも、成長してきた。

日立Astemo、JSB1000は2台体制に! 作本は継続、ST1000は渡辺一馬が3連覇を目指す/2023年全日本ロード

 12月12日、日立Astemo株式会社は2023年シーズンの国内モータースポーツスポンサー活動について発表。そのなかで、全日本ロードレース選手権に参戦するエス・アイレーシング参戦体制を明らかにした。

 同日に行われた2023年 Hondaモータースポーツ活動計画の発表のなかで、スーパーGT GT500クラスにはAstemo REAL RACINGが塚越広大と松下信治のコンビで参戦することを発表した。しかし、全日本ロードについては触れられておらず、日立Astemoのプレスリリースで明かとなった。