フェラーリF1新代表のバスールにサインツが期待「時間は必要だが、うまくやっていくはず」

 マッティア・ビノットの後任としてスクーデリア・フェラーリに加入し、チーム代表兼ゼネラルマネージャーに就任することが決まったフレデリック・バスールについて、ドライバーであるカルロス・サインツが期待を示した。

 ザウバーが運営するアルファロメオF1チームの代表を務めたバスールは、2023年1月9日にフェラーリに加入する。チームに新しい人材が入ることが2023年にフェラーリが復調するうえでの助けになると、サインツは考えている。

【動画】F1ドライバーたちがクリスマスプレゼントを贈り合い。一風変わったアイテムにも笑顔

 2022年も残りわずかとなった今日このごろ、F1の世界に今年もクリスマスがやってきた。F1公式YouTubeチャンネルの恒例企画『シークレット・サンタ』では、ドライバーたちがサンタ帽をかぶってプレゼントを贈りあった。

 F1ドライバーたちがリレー形式でクリスマスプレゼントを交換していくこの動画。互いを熟知した彼らは、今年も相手のことを考え抜いてプレゼントを選んだようだ。

1980年代のF1ドライバー、フィリップ・ストレイフが死去

 元F1ドライバーで、1980年代にF1に参戦したフィリップ・ストレイフが、12月23日に死去した。67歳だった。

 フランス出身のストレイフは、1984年から1988年にかけてF1に53回出走した。1984年最終戦でルノーからF1デビュー、リジェ、ティレル、AGSに所属した。最高位はリジェで走った1985年オーストラリアGPでの3位。1989年もAGSから参戦する予定だったが、ブラジル・リオデジャネイロで行われた開幕前のテストで大事故に遭い、頸椎が骨折、脊髄が広範囲にわたる損傷を受けたことにより、ストレイフは半身不随となり、ドライバーとしてのキャリアを断たれることになった。

レッドブルF1、2月にオーストラリアで開催のバサースト12時間レースでデモランを実施へ

 レッドブルは2011年のチャンピオンマシンであるRB7を2月にオーストラリアに送り出す。2月のバサースト12時間レースの週末に、マウント・パノラマでデモランを行う予定だ。このマシンのショーランを誰が行うのかについて、レッドブルはまだ明らかにしていない。

 デイビッド・クルサードは古巣のレッドブルのためによくデモランを行っているが、地元のファンは、すぐにも対応できるであろうレッドブルのリザーブドライバーのダニエル・リカルドが、オーストラリアの象徴的なレーストラックでのデモランを託されることを望んでいるに違いない。

角田&デ・フリースの新体制となるアルファタウリF1、2023年型『AT04』のカラーリングをニューヨークで発表へ

 スクーデリア・アルファタウリは、2023年型F1マシン『AT04』のカラーリングを2023年2月11日に公開することを明らかにした。発表会はニューヨークで行われる。

 アストンマーティン、フェラーリに続き、アルファタウリが12月23日、2023年型マシン発表会の日程を公表した。他の2チームより早い2月11日(土)に『AT04』のカラーリング発表会をニューヨーク市で実施する。

オコン、2022年はフィジオや広報担当者を起用し“コース外での個人チーム”を強化「ステップアップのために必要だった」

 アルピーヌのエステバン・オコンは、自分の時間のすべてをF1でのパフォーマンス向上に注いでおり、今はF1以外の“私生活がない”という代償を払って重要な2023年シーズンに備えていると述べている。

 26歳のオコンは2021年ハンガリーGPで自身初のF1優勝を果たしたが、2022年シーズンは同じレベルの成功を収めることはできなかった。それでもオコンは、ドライバーズ選手権を8位でフィニッシュ。昨年は優勢だったチームメイトのフェルナンド・アロンソをランキングで抜き、昨シーズンよりも18ポイント多くポイントを獲得した。

ベッテルとシューマッハー、2023年のレース・オブ・チャンピオンズで再びタッグ結成。チーム・ドイツでタイトルを狙う

 セバスチャン・ベッテルとミック・シューマッハーは、2023年1月にスウェーデンのピテ・ハブスバッドの雪と氷の上で開催されるレース・オブ・チャンピオンズ(ROC)でふたたびチームメイトとなる。

 ベッテルとシューマッハーはROCの個人戦に出場するが、ROCネイションズカップではチーム・ドイツを代表する。同大会でふたりがチームとなるのは3回目のことだ。

【独自ランキング:2022年F1トップ10ドライバー】7位:セルジオ・ペレス/短期間だがフェルスタッペンと互角に勝負

 2022年F1シーズンを通して、毎戦全20人のドライバーの評価/採点を行ったベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、シーズン全体を振り返り、独自の視点で2022年のトップ10ドライバーを選出した。10人のドライバーについての彼のレビューを添えて、カウントダウン方式で10位から1位までを紹介していく。

元F1レースディレクターのマイケル・マシ、オーストラリアGP主催団体のCEOの後任候補に浮上

 オーストラリアの地元メディアの報道によると、元F1レースディレクターのマイケル・マシが、オーストラリアGPの主催者であるオーストラリアGPコミッション(AGPC)CEOに立候補する可能性があるという。

 マシは、2019年のF1開幕戦の数日前にメルボルンでチャーリー・ホワイティングが急逝したため、急遽レースディレクターに就任した。熾烈な戦いが行われた2021年シーズンでは、マシの裁定への批判はますます高まっていった。最終戦アブダビGPのリスタートの際は、マシの対応が物議を醸し、その後のFIAの報告書では、レースコントロールが適切なプロトコルに則っていなかったと結論が出された。

フェルスタッペン、僚友に遅れをとったドライバーは「自分の役割を受け入れる必要がある」と語る

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、いつもチームメイトに遅れをとっているF1ドライバーは、「おとぎ話」の世界に生きるのではなく、ナンバー2ドライバーとしての立場を受け入れなければいけないと述べている。

 2016年にフェルスタッペンがレッドブルに昇格して以降、レッドブルにおける彼のリーダーシップが脅かされたことは一度もない。ダニエル・リカルドから、ピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボンに至るまで、フェルスタッペンのチームメイトは彼の圧倒的ポジションに挑むことはできず、来ては去っていった。