2023年F1新車発表スケジュール:マクラーレンが本拠MTCでニューマシン&新体制を披露へ。ルーキー、ピアストリが登場

 マクラーレンF1チームが、2023年型ニューマシンおよび新チーム体制の発表会を、2月13日(月)に本拠マクラーレン・テクノロジー・センター(MTC)で実施することを明らかにした。

 2023年、マクラーレンの新チーム代表にアンドレア・ステラが就任、ダニエル・リカルドに代わり、期待のルーキー、オスカー・ピアストリがランド・ノリスのチームメイトとして加入した。また、リザーブドライバーを2021年インディカーシリーズ王者アレックス・パロウが務めることも決まっている。

恒例のJRPA写真展『COMPETITION』が2月7日から東京で、6月20日から大阪で開催へ

 二輪・四輪のモータースポーツシーンの写真を世界各地で撮影するプロフェッショナル・モータースポーツフォトグラファーの日本唯一の団体である日本レース写真家協会(JRPA)が例年開催している恒例の写真展『COMPETITION』が、2023年2月7日(火)からキヤノンギャラリー銀座で、6月20日(火)からキヤノンギャラリー大阪でスタートする。

オコン、新世代F1マシンについて「デグラデーションが少なくなった」と評価。一方で重量とグリップの低さを指摘

 アルピーヌのエステバン・オコンは、今日のF1マシンは以前のものよりドライビングを楽しめないという他のドライバーの意見に同意している。

 コース上でのレースを改善するために2022年初頭に刷新されたF1のルールとレギュレーションによって18インチタイヤが導入され、グラウンドエフェクトが復活した。しかし必然的にいくつかの妥協点があった。マシンは安全機能の導入のために重くなり、一部のチームは、身体的に大きな負荷をドライバーにかけるポーパシング現象のような問題に苦しめられた。

アンドレッティ・キャデラックのF1プロジェクトをFIA会長が歓迎。F1からはクールな反応

 マイケル・アンドレッティ率いるアンドレッティ・グローバルが、アメリカの自動車メーカー、ゼネラルモーターズと提携し、アンドレッティ・キャデラックとしてF1エントリーを目指すと発表したことについて、FIAとF1がコメントした。

 1月2日、FIA会長モハメド・ビン・スライエムは、F1チームを立ち上げることに関心を持つ者を確認するためのプロセスをスタートする意向を発表、「FIAの我がチームに対し、FIA F1世界選手権の新チーム候補の関心表明プロセスを開始することを検討するよう要請した」と述べた。

アンドレッティ&ゼネラルモーターズがF1参戦の意向を表明。アメリカチーム『アンドレッティ・キャデラック』を結成

 F1参入を希望しているアンドレッティ・グローバルは、アメリカの自動車メーカー、ゼネラルモーターズと提携し、『アンドレッティ・キャデラック』としてF1エントリーを目指すと発表した。

 2022年、マイケル・アンドレッティは、F1参戦の意向を表明、既存チームとの提携を模索し、アルファロメオF1チームを運営するザウバーとの交渉を進めたが、最終的にまとまらず、新たな方向性を探らなければならなくなった。

ラルフ・シューマッハー、甥ミックのメルセデスF1加入を喜ぶ「このような状況下では最適な解決策だった」

 ラルフ・シューマッハーは、甥のミックが2023年にメルセデスと契約を交わしたことに大いに賛成しており、チームとドライバー双方にとってウィン・ウィンの状況だと主張している。

 ミック・シューマッハーは2年間ハースで過ごしたが、2023年のレースシートを得られず、メルセデスと契約した。23歳のミックは、メルセデスの公式リザーブドライバーとして2023年シーズンすべてのF1レースに同行するが、ブラックリーのチームのシミュレーターを使用した開発作業も行う予定だ。

【動画】ウイリアムズF1、2023年F1デビューを果たすサージェントのアブダビテスト密着動画を公開

 2023年シーズン、ウイリアムズからF1デビューを果たす新鋭ローガン・サージェント。彼のF1ドライバーとして初めての走行の様子をウイリアムズが公開した。

 2000年生まれのサージェントは2021年末にウイリアムズ・ドライバー・アカデミーに加入し、2022年シーズンをFIA F2で戦った。アメリカGPの週末にはスーパーライセンス取得を条件にF1昇格が発表され、ランキング4位でシーズンを終えた彼は無事にそのシートを射止めた。

【動画】古都とF1マシンの美しき光景。クルサードがレッドブルRB7でブルガリアを駆け抜ける

 レッドブル・レーシングは元F1ドライバーのデイビッド・クルサードが、F1マシンでブルガリアを走行する動画を公式YouTubeチャンネルにアップした。

 2011年のF1チャンピオンマシン、レッドブルRB7を駆るクルサードがやってきたのは、ブルガリア第2の都市プロヴディフ。この日、彼はこの地で開催されるイベント『レッドブル・ショーラン』に参加することになっている。

アウディ、2026年からのF1参入に向けて開発ドライバーを雇う予定だと明かす。PU開発に起用へ

 アウディは、F1参戦の準備と2026年から使用するパワーユニットの開発に協力してもらうために、2023年の後半に開発ドライバーを起用すると述べている。

 アウディは2026年にF1のグリッドに加わる。同社のインゴルシュタットのファクトリーでは独自のF1エンジンが開発される一方、ザウバーの株式を取得し、同社と提携してシャシーの開発も行われる。アウディのF1責任者アダム・ベイカーは、2026年のドライバーラインアップについて話をするのは早すぎると述べているが、ノイブルクの拠点では、非常に重要なシミュレーター作業を行う開発ドライバーを頼ることになるという。

トト・ウォルフ、メルセデスのフォーミュラE撤退理由について“投資利益率の小ささ”を挙げる。F1へのリソース投入に集中

 メルセデスのモータースポーツを統括するトト・ウォルフは、メルセデスのフォーミュラE撤退の理由について、テレビ視聴数の少なさに続き、投資利益率の低さを挙げた。

 メルセデスはフォーミュラEに3シーズン参戦し、この2年は連続してニック・デ・フリースとストフェル・バンドーンとともにタイトルを獲得した。