元F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤの息子であるセバスチャン・モントーヤが、2023年シーズンからレッドブルの育成プログラムであるレッドブル・ジュニア・チームに加入することが明らかとなった。
マシン改善を望むアルピーヌCEO、ガスリーに“テクニカルリーダー”の役割を期待「チームを新たなレベルへ導いてほしい」
アルピーヌのCEOを務めるローラン・ロッシは、ピエール・ガスリーがアルファタウリでの数シーズンでそうしていたように、新チームで「テクニカルリーダー」の役割を継続することを望んでいる。
アルピーヌはガスリーの才能によって、現在所属するドライバーのエステバン・オコンのスキルを補完し、チームを強化したいと考えている。チームが最終的にF1の中団から抜け出して、トップチームとの差を埋めるにあたって、ガスリーの経験は疑う余地のない財産だ。
フェラーリF1、ビッグスポンサー『Velas』との契約終了へ。仮想通貨FTX破綻の影響も
スクーデリア・フェラーリは、ブロックチェーン分野の大手企業ヴェラス(Velas)とのスポンサーシップ契約を2023年に向けて更新しなかったようだ。すでにチームの公式サイトからヴェラスの名前が消えている。
2022年11月にアメリカの仮想通貨大手取引業者FTXトレーディングが経営破綻したことが、世界的な騒動に発展しており、これがフェラーリとヴェラスの契約に影響を及ぼしたものと推測される。
28年間在籍したフェラーリを離れた前代表のビノット。2023年末までガーデニング休暇に
フェラーリの前チーム代表であるマッティア・ビノットは、12カ月間あるいは2023年末まで、他のF1チームやF1関連の組織に加入できないようだ。
ビノットは2022年11月末にフェラーリF1のチーム代表として辞意を表明し、2019年1月からその座にあったチーム代表の地位を手放した。ビノットのフェラーリ在籍期間は全体で28年間に及ぶ。
サウジアラビア、国内にF1ハブの立ち上げを熱望。積極的にモータースポーツへ関与すべく20年計画を構想
サウジアラビアは現在、F1カレンダー上に確かな地位を占めている。しかし同国はさらに、サウジアラビア版のモータースポーツバレーを立ち上げてF1トップチームの拠点とすることを目指している。
サウジアラビアがF1と締結した10年契約によると、ジェッダで今後数年間レースを行い、キディヤに建設中の新しい複合施設が完成した時点でそちらをサウジアラビアの常設F1サーキットにする。しかし、サウジアラビア自動車・オートバイ連盟の会長を務めるハリド・ビン・スルタン・アル・ファイサル王子は、同国がモータースポーツにさらに深く関わり、将来的には、イギリスにあるレース関連の中枢地区と同様の本格的なモータースポーツハブを国内に立ち上げることを目指している。
ガスリー、古巣アルファタウリF1の復調を確信「人材も体制も整っている。中団上位で戦えない理由は思いつかない」
ピエール・ガスリーはアルピーヌで新たな役割を担うことになったとしても、彼は古巣のアルファタウリには今も明るい将来があると考えている。
アルファタウリに在籍していたガスリーは、2020年のイタリアGPで初めてのF1優勝を飾った。翌2021年シーズンは、コンストラクターズ選手権を6位でフィニッシュし、ガスリー自身はドライバーズ選手権を9位で終えた。
ベッテル、かつてF1タイトルを争ったアロンソに敬意を示すも「互いのことをあまりよく知らない」と明かす
セバスチャン・ベッテルは、フェルナンド・アロンソをドライバーとして高く評価しているが、コースを離れたところで彼と親しくしたことはほとんどないと認めている。
F1を引退したばかりのベッテルは、長年にわたってアロンソと多くの素晴らしいバトルを展開していた。ベッテルがレッドブルでチャンピオンだった時期、アロンソは最も手ごわいライバルのひとりだった。2010年から2013年の間にベッテルは4回世界チャンピオンになったが、アロンソはそのうちの3シーズンでベッテルに次いで2位につけていた。
FIA会長、アンドレッティ・キャデラックF1プロジェクトへの“否定的な反応”を批判
FIA会長モハメド・ビン・スライエムは、アンドレッティ・キャデラックのF1プロジェクトに対して「否定的な反応」があったことに驚いたとのコメントを発表した。
ビン・スライエム会長は、F1参入を希望する者の存在を確認したいとの意向を示し、そのためのプロセスを開始する見通しであることを明らかにした。それを受け、マイケル・アンドレッティ率いるアンドレッティ・グローバルが、アメリカの自動車メーカー、ゼネラルモーターズと提携し、『アンドレッティ・キャデラック』としてF1エントリーを目指すと発表した。
マクラーレンのザク・ブラウン、F1の新規則を前向きに評価も「効果が出るまで時間がかかる」と主張
マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンは、2022年に導入されたF1の新しい技術規則について、規則変更の効果が出るまでには時間がかかると主張した。
グラウンドエフェクトエアロダイナミクスの復活を含む、F1の技術ルールとレギュレーションの最新の変更を擁護した。これらの変更は2022年シーズンの初めに導入された。ブラウンは、こうした変更は「効果を出すために時間が必要とされる」と認めている。コース上のレースをさらにエキサイティングにし、競争の場を公平にすることを目的とした変更だったが、2022年シーズンは3チームによって支配された。
ウイリアムズF1、FIA F3参戦のフランコ・コラピントの育成プログラム加入を発表
1月9日、ウイリアムズ・レーシングはFIA F3に参戦するフランコ・コラピントが、同チームのドライバー育成プログラムであるウイリアムズ・レーシング・ドライバー・アカデミーに加入したことを発表した。
アルゼンチン出身のコラピントは2003年生まれの19歳。2018年のスペインF4選手権で4輪レースへステップアップすると2019年には同選手権のシリーズタイトルを獲得。2020年はフォーミュラ・ルノー・ユーロカップに参戦しシリーズランキング3位を獲得。また、同年のウインターシーズンにはトヨタ・レーシング・シリーズ(2023年よりフォーミュラ・リージョナル・オセアニアとして開催)に参戦し、イゴール・フラガ、リアム・ローソンに次ぐシリーズランキング3位となった。