IMSAは1月11日、ウェザーテック・スポーツカー選手権のオープニングイベントであるデイトナ24時間レースのフルエントリーリストを公開し、全61台分のドライバーラインアップを明らかにした。
11日(水)に発表されたリストは、事前にシリーズから発表されていたとおり、新設のGTPクラスで9台、LMP2が10台、LMP3は9台、GTDプロ8台、そしてGTDの25台で構成されている。
IMSAは1月11日、ウェザーテック・スポーツカー選手権のオープニングイベントであるデイトナ24時間レースのフルエントリーリストを公開し、全61台分のドライバーラインアップを明らかにした。
11日(水)に発表されたリストは、事前にシリーズから発表されていたとおり、新設のGTPクラスで9台、LMP2が10台、LMP3は9台、GTDプロ8台、そしてGTDの25台で構成されている。
IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦するサンエナジー1レーシングは、NTTインディカー・シリーズの2022年チャンピオンで、インディ500優勝経験も持つウィル・パワーを、シーズン開幕戦のデイトナ24時間レースで起用すると発表した。
1月28〜29日にアメリカ・フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイを舞台に行われるロレックス24・アット・デイトナ(デイトナ24時間)で、パワーは同じくアメリカ在住オーストラリア人であり、サンエナジー1の代表を務めるケニー・ハブルとともに参戦を果たす。
IMSAとミシュランがロレックス24・アット・デイトナ(デイトナ24時間レース)とウェザーテック・スポーツカー選手権のシーズンにおいて使用できるタイヤ本数を減らした結果、2023シーズンのGTPクラスのチームは「異なるアプローチ」を採ることになると、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツのマネージング・ディレクターを務めるジョナサン・ディウグイドは述べている。
アストンマーティンのワークスドライバーであるニッキー・ティームは、ロレックス・デイトナ24時間に参戦するマグナス・レーシングの4人目に指名され、同チームのドライバーラインアップを完成させた。
マグナス・レーシングは、2023年1月28~29日に行われるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦デイトナ24時間に向け、アンディ・ラリー、ジョン・ポッター、スペンサー・パンペリーという3人のドライバーの起用を事前にアナウンスしていたが、ここに強力な助っ人としてティームが加わることとなった。
間もなく、アキュラ、BMW、キャデラック、ポルシェのLMDh車両が、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第1戦の『ロレックス24・アット・デイトナ(デイトナ24時間レース)』で、レースデビューの時を迎える。これら4つのファクトリーチームのマネジメント陣営は、勝利に向けた唯一の脅威は信頼性になると予想している。
2023年にデビューするBMWの新型プロトタイプカー『BMW MハイブリッドV8』の2022年最後のテストは、このクルマの初陣となるデイトナ24時間レースとIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の最初のシーズンに向けたレースの準備に焦点を当てたものであった、とBMW MチームRLL副代表のブランドン・フレイは語った。
北米耐久シリーズで2台のBMW MハイブリッドV8を走らせる同チームはクリスマス直前の2日間、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)にLMDhカー1台を持ち込んでテストを実施した。このときCOTAを走った個体は、12月初めにデイトナ・インターナショナルスピードウェイで行われたIMSA公認テストで完成したレースシャシーと同じものだ。
アメリカ・テキサス州を本拠とするグラディエント・レーシングは1月3日、2023年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権GTDクラスにアキュラNSX GT3 Evo22でフル参戦すると発表した。キャサリン・レッグとシーナ・モンクという2名の女性ドライバーがステアリングを握る。
2023年、BMWのファクトリードライバーに復帰するマキシム・マルタンは、BMWが掲げる「レースに関する長期的なビジョン」に突き動かされたことが復帰の理由であると語った。
ベルギー籍のマルタンは、2013年から2017年にかけてBMWに所属しており、今回は2度目の在籍となる。
2023年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権で走り出す、新しいプロトタイプカー4車種の走りを見ることができるショートムービーが、IMSA公式YouTubeチャンネルで公開されている。
今季2023年シーズンのウェザーテック・スポーツカー選手権は、2017年から昨季2022年まで続いたDPiクラスに代わるGTPクラスが新設され、ここにキャデラック、BMW、ポルシェ、そして王者アキュラの新型LMDhマシンが登場する。
HPDホンダ・パフォーマンス・デベロップメントの副社長であるケルビン・フーは、2023年にデビューを飾る新型LMDhカー『アキュラARX-06』について、現在のところカスタマーチームへ提供する予定はないものの、その将来的な実現可能性を完全に否定はしていない。