HPDホンダ・パフォーマンス・デベロップメントが、2022年にIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のDPiクラスを戦っていたウェイン・テイラー・レーシング(WTR)の10号車アキュラARX-05をオークションに出品している。近代的なプロトタイプ・レーシングカーが、このような形で売りに出されるのは珍しい。
アキュラ、新型LMDhのエンジンやソフトウェアをアップデート。IMSA公認テストで「多くの発見」
ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)副社長のケルビン・フーによると、アキュラは今週デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われたIMSA公認テストで、アキュラARX-06のエンジンとソフトウェア関連のアップデートに取り組んだという。同氏は新型LMDhカーについて「まだ多くの発見がある」と語った。
ウェイン・テイラー・レーシング(WTR)と2022年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権DPiチャンピオンとなったメイヤー・シャンク・レーシング(MSR)は、12月6~7日に行われたテストの両日とも、非公式ながらタイムシートのトップ2を独占した。
LMDhほぼ全車にトラブル/GTPの新燃料/もっと早く始めればよかった醸造所etc.【GTPデイトナテスト最終日Topics】
12月6日から始まったデイトナ・インターナショナル・スピードウェイでのIMSA公認テストの2日目。7日(水)も前日と同じく、2台のアキュラARX-06が非公式タイムながらトップ2を占め好調をアピールした。また、テスト初日のセッションではタイムを記録しなかったマシンも走行を開始し、7週間後に迫ったIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦デイトナ24時間レースに向け、着々と準備が進められている。そんなGTPデイトナテスト最終日のパドックから、各種トピックスをお届けする。
■24号車BMWと01号車キャデラックが初走行
ハートレーは欠席/チームWRTがRLLをサポート/CGR経営陣の動きetc.【GTPデイトナテスト初日Topics】
ディフェンディングチャンピオンのアキュラ、王座奪還を狙うキャデラック、帰ってきた耐久の雄ポルシェ、そして新参のBMW。計4つの自動車メーカーがLMDhプラットフォームの基でまったく新しいプロトタイプカーを製造し覇を競い合う、2023年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権GTPクラスのスタートが約1カ月後に迫るのに先立ち、12月7~8日の2日間にわたって開幕戦の舞台となるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで、IMSA公認テストが実施されている。新しい時代の幕開けを前に計9台のLMDhマシンが集ったGTPデイトナテスト初日のパドックから、各種トピックスをお届けする。