1月13日、TOYOTA GAZOO Racingは千葉県千葉市の幕張メッセで開催されている東京オートサロン2023において、トヨタGRヤリスの特別仕様車となる『GRヤリス RZハイパフォーマンス・カッレ・ロバンペラ・エディション・コンセプト』と『GRヤリス RZハイパフォーマンス・セバスチャン・オジエ・エディション・コンセプト』を世界初公開した。
カッレ・ロバンペラとセバスチャン・オジエ、この両名の共通点はWRC世界ラリー選手権でドライバーズタイトルを獲得したワールドチャンピオンであること。通算8回のタイトル獲得経験を持つオジエは2019年のTOYOTA GAZOO Racing WRT(TGR WRT)加入以降、2020年と翌21年にシリーズ連覇を達成した。一方のロバンペラは昨季2022年に世代交代を告げるがごとくの活躍でシーズンを席巻。半世紀の歴史を持つWRCの中でもっとも若い22歳でのチャンピオンシップ獲得を果たしている。
13日(金)にワールドプレミアされた2台の限定車は、この両名のWRCドライバーズチャンピオン獲得を記念した特別モデル。ベース車両はGRヤリス RZハイパフォーマンスだ。
同モデルはカタログモデルの最上級グレードであるRZハイパフォーマンスの装備に加え、両名のこだわりや好みを反映し専用外装色をはじめ、リヤウイングや専用WRCチャンピオンデカール、専用ホイール加飾などがおごられる。また、内装についても専用色ステッチ、フロントコンソール部に専用WRCプレートが追加されている。
各チャンピオンモデルの購入者はWRCをともに戦うパートナーとなり、シリーズ参戦車両にその証が掲載されるほか、特別な体験の提供も検討されている。
なお、同モデルの発売時期および車両詳細は後日公開予定だ。