スクーデリア・フェラーリは、アメリカのソフトウェア企業『Genesys(ジェネシス)』と、複数年にわたるスポンサー契約を締結したことを発表した。
フェラーリと新チームパートナーとの契約締結は、フェラーリがスイスのブロックチェーン企業『Velas(ヴェラス)』との契約を早期に終了させた後に行われることになる。
スクーデリア・フェラーリは、アメリカのソフトウェア企業『Genesys(ジェネシス)』と、複数年にわたるスポンサー契約を締結したことを発表した。
フェラーリと新チームパートナーとの契約締結は、フェラーリがスイスのブロックチェーン企業『Velas(ヴェラス)』との契約を早期に終了させた後に行われることになる。
1月12日、キャデラックは2023年のデイトナ24時間レースでデビューを果たす、3台の新型LMDh車両『キャデラックV-LMDh』のレースカラーリングを発表した。車体後部はブラックで統一されたうえで、3台それぞれのフロント側にテーマカラーが設定された形となっている。
1月11日、WEC世界耐久選手権は同日付けで2023年シーズンの暫定年間エントリーリストを公開した。100周年を迎えるル・マン24時間レースを含めて全7戦が行われる“シーズン11”には、3つのクラスから都合38台が出場予定だ。
2012年の現行シリーズ発足以来、WECはふたつのプロトタイプカテゴリーと、同じくふたつのGTカテゴリーの計4クラスが存在していた。しかし2022年限りでLM-GTEプロクラスが消滅したことにより新シーズンは、ハイパーカー、LMP2、LMGTEアマの3クラスでバトルが繰り広げられることになる。
1月10日、イタリアのプレマは2023年のWEC世界耐久選手権に参戦する同チームのドライバーとして、ドリアーヌ・ピンとファン・マヌエル・コレアを起用すると発表した。
2023年からWEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに参戦するフェラーリは1月10日、6名のドライバーラインアップを発表した。この中で、フェラーリF1のリザーブドライバーを務める、アントニオ・ジョビナッツィが耐久レース最高峰クラスへとデビューを飾ることが明らかとなった。
現在開発が進められているル・マン・ハイパーカー規定のニューマシン、『フェラーリ499P』は、AFコルセとのファクトリープログラムの下、2台がWEC開幕戦のセブリング1000マイルレースでデビューを飾る。
1月10日、WEC世界耐久選手権をはじめ国内外で幅広いモータースポーツ活動を展開するDステーション・レーシングは、2023年のWECの参戦体制、100周年を迎えるル・マン24時間の参戦体制を発表した。3年目の挑戦となる今季はほぼ同様の体制を維持しつつも、新たに若手イギリス人ドライバーを起用する。
ピエトロ・フィッティパルディとデビッド・ハイネマイヤー・ハンソンが、2023年のWEC世界耐久選手権に参戦するJOTAに参加し、オリバー・ラスムッセンと28号車オレカ07・ギブソンのステアリングをシェアすることが決まった。
ハースF1チームのリザーブドライバーを務めたフィッティパルディと、2014年のLMGTEアマクラスチャンピオンであるハイネマイヤー・ハンソンがイギリスの強豪チームに加わった。
2023年は世界三大レースのひとつであるル・マン24時間レースの100周年大会が開催されるメモリアルイヤーだ。同時に耐久の雄ポルシェ、かつてル・マンを席巻したフェラーリ、北米選手権からグローバルシリーズに進出するキャデラックなどの自動車メーカーが、ル・マン/WEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに新型マシンを投入することから、プロトタイプレースにおける“黄金時代”の再来を予感させる年でもある。
また、アメリカを中心に開催されているIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権では、WEC/ル・マンにも出場可能なLMDhという新しい車両規則が導入される。2022年のIMSA最高峰クラスには、アキュラとキャデラックが参加していたが、新シーズンはここにポルシェとBMWが加わり一層激しい戦いが繰り広げられることになる。本稿はそんな2023年のプロトタイプカー事情をまとめたもの。今月28~29日に開催されるIMSA第1戦デイトナ24時間レースや、3月にセブリングで行われるWEC開幕戦を迎えるにあたって事前情報の整理に役立ててほしい。
戦前のレーシングカーや高級ロードカーで知られるイタリアのコンストラクター/エンジニアリング会社であるイソッタ・フラスキーニ社は、同社のル・マン・ハイパーカー(LMH)によるWEC世界耐久選手権参戦に向け、イギリスのベクター・スポーツとパートナーシップ契約を締結した。
2022年10月に突如発表されたとおり、イソッタはミケロットと組んで2023年のWECハイパーカークラスにハイブリッドエンジンを搭載したLMH車両を投入することを目指している。一方、ベクター・スポーツは2022年にWECのLMP2クラスにデビューした。両者はこの度、「テクニカル&スポーティング・コラボレーション契約」を締結したという。
2023年にWEC世界耐久選手権ハイパーカークラスへのフル参戦を控えるプジョー9X8が、南フランスに位置するポール・リカールでの24時間耐久テストを実施した。