トヨタ、WRC開幕戦モンテカルロで1-2維持。デイ2もGRヤリス・ラリー1が全ステージを制す

 1月20日、WRC世界ラリー選手権の2023年シーズン開幕ラウンドである『ラリー・モンテカルロ』の競技2日目がモナコを起点に行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合首位の座を守っている。

 チームメイトのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は前日の総合5番手から同2番手へとポジションアップに成功。一方、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組は総合5番手に後退している。TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムにより4台目のトヨタGRヤリス・ラリー1で今戦に出場している勝田貴元/アーロン・ジョンストン組は前日のデイ1から順位をふたつ上げ総合7番手につけた。

パンクで後退「できる限り挽回しようと頑張った」とエバンス/WRC第1戦モンテカルロ デイ2後コメント

 1月20日、WRC世界ラリー選手権第1戦『ラリー・モンテカルロ』は競技2日目のSS3~8が行われ、初日に引き続きTOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合首位に立っている。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)はデイ1から順位をふたつ上げ総合7番手につけた。そんな開幕戦モンテカルロのデイ2を終えた各陣営からドライバーコメントが届いている。

■Mスポーツ・フォードWRT

●オット・タナク(#8 フォード・プーマ・ラリー1)/デイ2総合4番手

初日首位のオジエ「塩が撒かれていたため滑りやすかった」/WRC第1戦モンテカルロ デイ1後コメント

 1月19日、WRC世界ラリー選手権の2023年シーズン開幕戦『ラリー・モンテカルロ』の競技初日、デイ1のSS1~2が行われTOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合首位に立った。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)はSS1で4番手タイムを記録したが、続くSS2でハンドブレーキのトラブルに見舞われ総合9番手となった。そんな開幕戦モンテカルロのデイ1後のドライバーコメントが各陣営から届いている。

■Mスポーツ・フォードWRT

●オット・タナク(#8 フォード・プーマ・ラリー1)/デイ1総合3番手

トヨタ、WRC開幕戦モンテカルロ初日にワン・ツー構築「とても頼もしく思う」とラトバラ代表

 1月19日、WRC世界ラリー選手権の2023年シーズン第1戦『ラリー・モンテカルロ』がモナコで開幕した。フランス南部の山岳地帯で2本のナイトステージが行われた競技初日、TOYOTA GAZOO Racing WRTはセバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合首位に。また、チームメイトのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合2番手につけ、デイ1からワン・ツー体制を築いている。

 新チャンピオンとして2023年シーズンに臨むカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合5番手で初日を終了。TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムにより4台目のトヨタGRヤリス・ラリー1で出場の勝田貴元/アーロン・ジョンストン組は総合9番手でラリー初日の走行を終えている。

新王者ロバンペラ「昨年より落ち着いてスタートを切れるはず」/2023年WRC第1戦モンテカルロ 事前コメント

 伝統の『ラリー・モンテカルロ』は1年の始まりとしてWRCファンにはお馴染みのイベントだ。1月19日から22日にかけて同イベントが実施される2023年も、この場所から世界ラリー選手権の新しいシーズンの幕が開け、11月に予定されている最終戦『ラリージャパン』まで続いていく。

 そんな開幕戦モンテカルロを前に“ラリー1規定”2年目のシーズンを戦うTOYOTA GAZOO Racing WRT、ヒョンデ・シェル・モビスWRT、Mスポーツ・フォードWRTの3陣営からドライバーたちのコメントが届いている。

■Mスポーツ・フォードWRT

トヨタ、ボディワークなど改善した2023年型GRヤリス・ラリー1発表。エンジンも新スペックに/WRC

 1月13日、TOYOTA GAZOO Racing WRTは、来週19(木)から22日(日)にかけて、モナコとフランスで開催される『ラリー・モンテカルロ』に先駆け、2023年シーズンのWRC世界ラリー選手権に投入される改良型トヨタGRヤリス・ラリー1を発表した。

 ハイブリッド規定のラリー1導入初年度となった昨季2022年、ドライバー/コドライバー/マニュファクチャラーの3冠獲得を2年連続で達成したトヨタ。まもなく開幕する2023年に向けては既報のとおり、新王者カッレ・ロバンペラとエルフィン・エバンス、セバスチャン・オジエを継続起用しつつ、新たに勝田貴元をワークスチームに迎え、オジエと3台目のマシンをシェアするメンバーとしている。

2023年WRC開幕戦モンテカルロのエントリーリスト発表。トヨタは3台目にオジエを登録、勝田は4台目

 1月9日、ラリーの主催者であるモナコ自動車クラブが、1月19~22日に開催されるWRC世界ラリー選手権第1戦『ラリー・モンテカルロ』のエントリーリストを発表した。

 8日(日)付で公開された同イベントの出場車リストには、最高峰カテゴリーに参加する10台のラリー1カーのほかサポートカテゴリーであるWRC2以下、4つのクラスから全75台が名を連ねた。

【2022年動画ランキング/WRCハイライト】第2位&3位:ローブvsオジエ実現、ファンを魅了したセブ対決

 2022年も残すところあと少し。しかし、WRC世界ラリー選手権は来月2023年1月から、早くも新たなシーズンの開幕を迎えます。そこで短いオフの間に、2022年シーズンの戦いを各イベントのダイジェスト動画で振り返っていきたいと思います。順番は年間13戦のアクセスランキング下位から上位に向かうカウントダウン式。いよいよベスト3の登場です。

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■3位:第2戦ラリー・スウェーデン

【2022年動画ランキング/WRCハイライト】第4位&5位:驚異の21歳、ロバンペラの快進撃が止まらない

 2022年も残すところあと少し。しかし、WRC世界ラリー選手権は来月2023年1月から、早くも新たなシーズンの開幕を迎えます。そこで短いオフの間に、2022年シーズンの戦いを各イベントのダイジェスト動画で振り返っていきたいと思います。順番は年間13戦のアクセスランキング下位から上位に向かうカウントダウン式。今回は第5位と4位を見ていきましょう。

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■5位:第7戦ラリー・エストニア

ワークス昇格する勝田貴元が2022年にトヨタの3台目で走っていたら? 仮想獲得ポイントを計算してみた

 2023年、日本人WRCドライバーの勝田貴元がTOYOTA GAZOO Racing WRT(TGR WRT)のサードドライバーとして、チーム3台目の『トヨタGRヤリス・ラリー1』をセバスチャン・オジエとシェアすることになった。つまり、2022年のエサペッカ・ラッピの役割を担うのだ。

 今季2022年、勝田はWRC世界ラリー選手権の全13戦にTGR WRTネクストジェネレーションから出場。“マニュファクチャラーチーム”としてマニュファクチャラー選手権にエントリーした結果、ドライバーひとりだけで選手権ポイントを138ポイント稼いだ。