ジャービス、シャヒン、パターソンが2台目をシェア。ユナイテッドAS、アジアン・ル・マンの布陣確定

 AsLMSアジアン・ル・マン・シリーズに参戦するユナイテッド・オートスポーツは12月19日、2台目のオレカ07ギブソンのドライバーに、オリバー・ジャービス、ヤッサー・シャヒン、ガーネット・パターソンを起用すると発表した。

 ジャービス、シャヒン、パターソンのトリオは、2023年2月に開催される4ラウンドのシーズンにおいて、すでに発表されたフィル・ハンソン、ポール・ディ・レスタ、ジム・マクガイアがシェアするユナイテッドの22号車とともに、英米チームの23号車のパイロットを務めることになる。

オリバー・ジャービス、デイトナ24時間に参戦へ。優勝経験持つEraモータースポーツに加わる

 元マツダ・ファクトリードライバーであるオリバー・ジャービスが、来月1月に行われる2023年シーズン開幕戦デイトナ24時間レースにLMP2ドライバーとして参加することが決定した。

 2022年にはメイヤー・シャンク・レーシング(MSR)のアキュラARX-05を駆り、コンビを組んだトム・ブロンクビストとともにIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権DPiクラスのシリーズチャンピオンを獲得したジャービス。

WECからLMP2が消滅か、FIAとACOが2024年廃止の可能性を示唆。新規定は2026年に先送り

 12月7日、イタリアのボローニャでFIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)の会合が行われ、新しいLMP2レギュレーションの導入が2026年まで延期されることが発表された。これによりプロ・アマベースの次世代プロトタイプの立ち上げが当初の予定からさらに1年先延ばしされることとなった。

 FIA国際自動車連盟とACOフランス西部自動車クラブは、WEC世界耐久選手権での同クラスの廃止を明確にはしていないが、2024年からWECのグリッドに「合理的な調整」が行われ、ハイパーカーとLMGTEに代わる新しいGTカテゴリーとして発表された“LMGT3”クラスが優先されると表明している。

WEC、2023年から新たな予選システムを導入。タイヤウォーマーの禁止に参入時の台数制限も

 WEC世界耐久選手権は、来年2023年シーズンから15分×3セッションからなる、新しい予選システムを導入する。

 12月7日(水)にイタリア・ボローニャで行われたFIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)で承認された2023年スポーツレギュレーションの一部として、「予選をより分かりやすく、競技者に充分な走行時間を保証し、タイム計測のための最適条件のウインドウを広げる」ことを目的に変更が確認された。