今季2023年より完全電動化を表明し、新たにBEVシリーズに生まれ変わるSTCCスカンジナビアン・ツーリングカー選手権に向け、公式サプライヤーとして引き続きヨコハマタイヤが指名された。また年間カレンダーの改訂版もアナウンスされ、記念すべきEVシリーズ開幕戦はヘルシンボリ市街地近郊の“港湾地区”でスタートする計画だったが、人気コンサートとの日程衝突を避けるべくスケジュールを再調整。新たにファルケンベリが新時代のオープナーを務める。
2023年完全電動化表明のSTCC、マンフレッド・ストール率いるSTARDを公式サプライヤーに指名
オーストリアに拠点を置く、元WRCドライバーのマンフレッド・ストール率いる技術企業STARD(ストール・アドバンスド・リサーチ・アンド・デベロップメント)は、この2023年より完全電動化を表明し新たにBEVシリーズに生まれ変わるSTCCスカンジナビアン・ツーリングカー選手権にて、公式バッテリーサプライヤーに指名された。
独自開発のEVパワートレインを扱ってきた歴史を持つ同社は、ラリークロス競技向けに自社開発した電動キット『REVelution』を搭載した、R5規定ベースの電動マシン『シトロエンC3 ERX』や、驚異の2000PSを達成した電動コンセプトカー『フォード・プロ・エレクトリック・スーパーバン』を2022年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで披露するなど、精力的な活動を続けている。