ロダン・カーズがFIA F2&FIA F3参戦のカーリンを買収。チーム名称が『ロダン・カーリン』に

 1月25日、FIA F2やFIA F3などに参戦するイギリスのカーリンは、ニュージーランドに拠点を置くハイパフォーマンス自動車メーカー『ロダン・カーズ』の創業者デビッド・ディッカーが新たな大株主となり、チーム名を『ロダン・カーリン』へ改めたことを明らかにした。

ハイテックGPとVAR。FIA F2新興勢力の意外な歴史【海外レーシングチーム解体新書/第3回】

 海外レーシングチームの歴史とバックグラウンドをお届けする不定期連載『海外レーシングチーム解体新書』。第3回は前回に引き続き、F1直下のフォーミュラシリーズ『FIA F2』からお届けする。今回登場するのは2020年代からFIA F2に参戦するハイテックGP、ファン・アメルスフォールト・レーシング(VAR)の2チームだ。FIA F2の新興勢力に数えられる彼らもまた、複雑な歴史を辿ってきた。

2023年FIA F2参戦に参戦する22名のドライバーラインアップが確定。新人は9名/エントリーリスト

 2023年シーズンもF1のサポートイベントとして全14大会28レースで争われるFIA F2。1月23日にMPモータースポーツがユアン・ダルバラの起用を発表し、これで2023年シーズンに参戦する22名のドライバーラインアップが揃うこととなった。ここでは2023年シーズンのFIA F2参戦ドライバー、そして新人ドライバーのエントリー状況をお届けする。

FIA F3王者のビクトール・マルタンス、2023年はARTグランプリからFIA F2に参戦

 ARTグランプリは1月20日、2023年のFIA F2のドライバーとして、アルピーヌ育成のビクトール・マルタンスを起用することを発表した。マルタンスは2022年のFIA F3にARTグランプリから参戦し、ドライバーズタイトルを獲得している。

レッドブル育成のセバスチャン・モントーヤ。2023年はハイテックGPからFIA F3に参戦

 1月18日、FIA F3に参戦するハイテックGPはセバスチャン・モントーヤの起用を発表した。元F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤの息子であるセバスチャン・モントーヤは、2023年シーズンからレッドブルの育成プログラムであるレッドブル・ジュニア・チームに加入している。

F1直下の強豪。プレマ・レーシングとMPモータースポーツの歴史【海外レーシングチーム解体新書/第2回】

 海外レーシングチームの歴史とバックグラウンドをお届けする不定期連載『海外レーシングチーム解体新書』。第2回となる今回も前回に引き続き、F1直下のフォーミュラシリーズ『FIA F2』から、3度のドライバーズタイトルを獲得したプレマ・レーシングと、2022年チャンピオンチームのMPモータースポーツの2チームについてお届けする。

ダムス、カーリン、ARTグランプリ。日本とも縁が深いFIA F2老舗チーム【海外レーシングチーム解体新書/第1回】

 海外レーシングチームの歴史とバックグラウンドをお届けする不定期連載『海外レーシングチーム解体新書』。第1回は、日本人ドライバーの活躍で注目を浴びるF1直下のフォーミュラシリーズ『FIA F2』から、岩佐の残留が決まったダムスを筆頭に、カーリン、ARTグランプリといった日本とも縁が深い老舗3チームについてお届けする。

ダムス、2023年シーズンも引き続き岩佐歩夢を起用すると発表「タイトル獲得が目標」/FIA-F2

12月12日、フランスのレーシングチームであるダムスは、2023年シーズンも引き続きホンダ/レッドブル育成の岩佐歩夢を起用することを発表した。

 岩佐は2019年のSRS-F(鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ)を首席で卒業すると、2020年はフランスF4へ参戦しタイトルを獲得。2021年にレッドブル・ジュニアチームの一員となりFIA F3に参戦し1勝をマークした。