アルファロメオF1のチーム代表が決定。ザウバーのマネージングディレクターが兼任、CEOザイドルと役割分担

 アルファロメオF1チームは、1月26日、チームを運営するザウバー・グループのマネージングディレクター、アレッサンドロ・アルンニ・ブラービをチームの代表者(Team Representative)に任命したことを発表した。

 2017年からザウバー・グループの一員であるアルンニ・ラービは、同グループでの役職に加え、2023年シーズン以降はF1チームの代表としての役割も果たすことになる。

フェラーリF1フィオラノテスト2日目:サインツがSF21で新シーズンに向けてウォームアップ

 スクーデリア・フェラーリが旧型F1マシンでのプライベートテスト2日目を迎え、レースドライバーのカルロス・サインツが登場、2021年型SF21のステアリングを握った。

 フェラーリは、2023年F1シーズンへの準備の一環として、1月24日にフィオラノでテストをスタート、初日は開発およびリザーブドライバーのロバート・シュワルツマンが走行した。

角田に続きデ・フリースが2021年型アルファタウリでテスト。F1フルシーズンデビューに向けて準備を進める

 スクーデリア・アルファタウリは、今週、ファクトリー近くのイモラ・サーキットで旧型F1マシンによるテストを実施、初日に角田裕毅が走行した後、2023年に新たに加入したニック・デ・フリースがステアリングを握った。

 新シーズンに向けた準備としてのプライベートテストを行うアルファタウリは、1月24日に角田が2021型マシンAT02でイモラのガレージから出て行く動画を公開、翌25日にはデ・フリースがコース上を走行している様子を紹介した。あいにくのウエットコンディションだったようだが、ルーキーのデ・フリースにとっては貴重な機会になったはずだ。

2023年F1全10チームの新車発表スケジュール:ハースが一番乗り。『VF-23』の新カラーリングを1月末に公開へ

 マネーグラム・ハースF1チームが、2023年型F1マシン『VF-23』のカラーリングを1月31日(火)に公開することを発表した。これで全10チームの発表会のスケジュールが出揃った。そのなかでハースが一番乗りとなる。

 ハースは、ミック・シューマッハーの後任レースドライバーとしてニコ・ヒュルケンベルグを迎え、ケビン・マグヌッセンとのベテランペアでF1での8年目を戦う。ヒュルケンベルグは、2019年以来のレギュラーシート獲得を果たした形だ。テスト&リザーブドライバーとしては、ピエトロ・フィッティパルディの残留が今週発表された。

フェラーリF1が2023年初テストをスタート。初日はシュワルツマンが2021年型SF21で走行

 スクーデリア・フェラーリが、1月24日、2023年F1シーズンに向けた準備として、旧型車でのテストを開始した。今年初のテストはフィオラノで行われ、初日は、開発およびリザーブドライバーのロバート・シュワルツマンが2021年型SF21で周回を重ねた。

F1オーナー、F1売却報道に懸念を示したFIA会長に激怒「容認できない越権行為」と厳重抗議

 サウジアラビアの公共投資ファンドが昨年、F1の商業権を所有するリバティ・メディアに対してF1事業の買収を持ちかけ、200億ドル(約2兆6000億円)を超える額を提示したという報道に対して、FIA会長モハメド・ビン・スライエムが行った発言に関し、リバティが抗議を行ったことが明らかになった。ビン・スライエム会長の発言はリバティの権利に干渉するものであり、F1の価値を下げる可能性もあるとして、リバティ側は怒りを示している。

アルファタウリF1&角田裕毅が2023年シーズンに備え、旧型マシンでテスト。シート合わせの様子も公開

 スクーデリア・アルファタウリが、2023年のレースドライバー、角田裕毅とともにサーキットで旧型F1マシンを使用してテストを行ったことを明らかにした。

 1月24日、アルファタウリは、角田が乗ったマシンがガレージから出て行く動画に「角田裕毅がシーズン前の走行を実施」というコメントを付して、SNSに投稿した。

ハースF1、2023年も公式テスト&リザーブドライバーにピエトロ・フィッティパルディを起用

 1月24日、マネーグラム・ハースF1チームは、2023年シーズンも公式テスト&リザーブドライバーにピエトロ・フィッティパルディを起用すると発表した。

 F1で2度チャンピオンを獲得したエマーソン・フィッティパルディの孫であるピエトロは、2019年よりハースでリザーブドライバーを務めている。2020年には、第15戦バーレーンGPで大クラッシュに見舞われたロマン・グロージャンの代役として2戦に出場した。

F1タイヤ戦争がなければ「メーカーはコンマ数秒を追求しなくなる」とフェルスタッペン。ピレリにさらなる改善を望む

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1にタイヤ戦争がないことから、ピレリはタイヤ開発のなかでも特にウエットタイヤについて非常に保守的なアプローチを取っていると述べている。

 2011年、ピレリはブリヂストンの後を継いでF1の独占タイヤサプライヤーとなった。FIAがF1のために1社のサプライヤーに絞ることを決めた背景には、長年にわたる自由競争の結果コストが急速に上がり、マニュファクチャラー間の機能差が広がったことがある。

ミハエル・シューマッハーがドライブした『ジョーダン191』、2月にパリで再度オークションに出品

 F1のコアなファンは『ジョーダン191』を、これまでF1のグリッドを飾ったうちで最も美しいマシンのひとつと呼ぶ。そう呼ばれるにふさわしいこのマシンを手にできたら、歴史的なF1マシンのコレクターであるならば、喜びで輝くばかりになるだろう。

 シャシー番号191/6は、ミハエル・シューマッハーが1991年にスパ・フランコルシャンでF1デビューを果たした際に乗っていたマシンだ。このマシンが2月2日にパリのボナムスでオークションにかけられる。