1月14日、千葉県の幕張メッセで開催されている東京オートサロン2023のTOYOTA GAZOO Racingブースで行われたトークショーで、2023年からスーパーGT GT500クラスに参戦するTGR TEAM Deloitte TOM’Sのドライバーとして起用されることになった笹原右京が、さっそくTOYOTA GAZOO Racingドライバーの一員として登場した。
TGRがSGT/SFのドライバーを追加発表。SFの36号車はアレジ、SGTの37号車に笹原右京
1月12日、TOYOTA GAZOO Racingは2022年11月25日にすでに発表していたスーパーGT GT500クラス、全日本スーパーフォーミュラ選手権の参戦体制について、11月の時点で未定となっていたドライバーを発表した。未定とされていたスーパーフォーミュラのKuo VANTELIN TEAM TOM’Sの36号車にはジュリアーノ・アレジが、スーパーGTのTGR TEAM Deloitte TOM’Sの37号車には笹原右京が決定した。
笹原右京の“開発能力”を評価するトムス「課題にしっかり応えてくれた」【SF鈴鹿合同/ルーキーテスト】
12月8日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権の合同/ルーキーテストで、笹原右京がKuo VANTELIN TEAM TOM’Sでの初走行を迎えた。
笹原は2022年シーズンをホンダ陣営のTEAM MUGENで戦い、2勝を挙げている。そんな笹原がトヨタ陣営で唯一2023年のシートが確定していない36号車に乗り込むとあって、パドックでは大きな注目を集めていた。
今回、36号車は初日の2セッションをジュリアーノ・アレジが担当。笹原は2日目にマシンを引き継ぎ、午前のセッション3でトップから約1.8秒おくれの18番手。午後のセッション4では最終アタックが完遂できなかったこともあり、リザルトでは同1.1秒おくれの14番手となった。
走行終了後、トムスの山田淳氏に今回のテストの総括、そして気になる笹原の評価を聞いた。