ヤマハのクアルタラロ「新カラーはいい感じの変化」モルビデリ「どんなことも可能だからワクワクしている」/MotoGP

 1月17日、MotoGPに参戦しているモンスターエナジー・ヤマハMotoGPは、インドネシア・ジャカルタで2023年シーズンに使用するMotoGPマシン『ヤマハYZR-M1』のカラーリングを公開した。その発表会でライダーのファビオ・クアルタラロ、フランコ・モルビデリなどが意気込みを語った。

 今季もヤマハファクトリーはモンスターエナジー・ヤマハMotoGPとしてMotoGPクラスを戦う。サテライトチームはなく1チーム2台体制となるが、テストライダーのカル・クラッチローとともに再びチャンピオンを目指していく。

モンスターエナジー・ヤマハMotoGPが“迷彩柄”2023年型『YZR-M1』公開。ヤマハはクアルタラロとモルビデリの1チーム2台体制で再び王座へ

 1月17日、ロードレース世界選手権MotoGPに参戦しているモンスターエナジー・ヤマハMotoGPは、インドネシアの首都ジャカルタで2023年シーズンに使用するMotoGPマシン『ヤマハYZR-M1』を公開した。

 ヤマハ発動機株式会社は、Yamaha Factory Racing MotoGP TeamとしてMotoGPクラスに参戦。2019年からはアメリカの清涼飲料水メーカー、モンスターエナジーをメインスポンサーに迎えて、チーム名は『モンスターエナジー・ヤマハMotoGP』でエントリーしている。

ファビオ・クアルタラロ、韓国のHJCヘルメットと契約。2023年3月にはレプリカも販売予定/MotoGP

 1月3日、韓国のヘルメットメーカーであるHJCヘルメットは、MotoGPライダーのファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)と2023年から契約を締結したと発表した。

 1971年に設立されたHJCヘルメットは、一般ユーザーからMotoGPライダーまでもが愛用する韓国のヘルメットメーカーだ。最高峰クラスにエントリーするライダーではポル・エスパルガロ、ブラッド・ビンダー、カル・クラッチローなどが使用している。

トップスピードに苦悩するクアルタラロ。マルケスが断じたプロトタイプの評価とは/MotoGPバレンシアテスト

 少し時間が経ってしまったが、11月8日にスペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われた公式テストについて、今回はヤマハとホンダに焦点を当てていくことにしよう。ヤマハはファビオ・クアルタラロがドゥカティのフランセスコ・バニャイアと最終戦バレンシアGPまでタイトルを争い、クアルタラロは惜しくも2連覇を逃した。

 一方のホンダは、今季未勝利。表彰台獲得としても、マルク・マルケスが2位1度、ポル・エスパルガロが3位1度という結果で、未だに長いトンネルから抜け出すことができずにいる。2023年シーズンに向けたバレンシアのテストについて、ライダーの反応を見ていこう。

ファビオ・クアルタラロ、モトクロストレーニングで左手骨折。手術の必要はなし/MotoGP

 12月12日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)は自身のSNSを通じて、左手を骨折したことを報告した。

 2021年にチャンピオンを獲得し、2022年シーズンはタイトル防衛を目指したもののランキング2位となったクアルタラロ。来季もモンスターエナジー・ヤマハMotoGPからヤマハYZR-M1を駆りMotoGPに参戦するが、現在オフシーズンであることからトレーニングを行っている。