コルトン・ハータがF1スーパーライセンスポイント獲得を目指して下位カテゴリーのレース出場を試みるも、FIAが許可せず

 NTTインディカー・シリーズに参戦するコルトン・ハータは、F1参戦に必要なスーパーライセンスポイントを獲得するためにジュニアカテゴリーでレースをする許可をFIAから取り付けることができなかった。

 2022年、レッドブルはハータをアルファタウリのピエール・ガスリーの後任候補としていた。しかしアンドレッティ・オートスポートに所属し、インディカーで7度の勝利を挙げ、昨年夏にはマクラーレンでF1テストを行ったハータが保持するスーパーライセンスポイントは、F1で義務となっている40ポイントに8ポイント不足していた。

BMWが2023年ワークスドライバー発表。ハータと元アウディのファントール&ウィーツが新加入

 12月8日、BMWは2023年のモータースポーツ・プログラムおよび、同ブランドを代表する20名のワークスドライバーを発表した。この中でインディカードライバーのコルトン・ハータ、元アウディワークスドライバーのシャルル・ウィーツ、同じくアウディから移籍のドリス・ファントールが新メンバーとして追加された。

 また、すでにミュンヘンに拠点を置くメーカーへの移籍がアナウンスされていたマキシム・マルタン、レネ・ラストについても、ファクトリードライバーのラインアップに加わっている。