2023年F1新車発表スケジュール:アルファロメオ&ザウバー最後のマシン『C43』がチューリッヒで発表へ

 アルファロメオF1チームは、2023年型マシン『C43』を2月7日に発表することを明らかにした。

 ザウバーは、2018年からアルファロメオとスポンサー契約を結び、アルファロメオの名称のもとでF1活動を行ってきたが、両者のパートナーシップは、現契約期間が満了する2023年末をもって終了することがすでに決定している。つまり、ザウバーがアルファロメオF1チームの名称でF1活動を行うのは2023年が最後ということになる。

ボッタス、ファクトリーや風洞が整ったザウバーのポテンシャルに期待「もう少し人材と資金があれば違いが生まれる」

 バルテリ・ボッタスは、ザウバーがアウディの投資を賢明に活用すれば、F1で最高のパフォーマンスを発揮するチームになる可能性があると考えている。

 アウディは2026年からF1に加わるという野望を達成するために、ザウバーの過半数の株式を取得する予定だ。アウディはノイブルクの新ファクトリーで新世代エンジンを開発し、ザウバーは3年のうちにアウディのハイブリッドエンジンを搭載するシャシーの設計を行う。

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アルファロメオF1での初年度は「本当にいいシーズンになった」とボッタス。プレッシャーの少ない環境だったと振り返る

 バルテリ・ボッタスは、他のF1ドライバーと同じように自分の仕事に専念しているが、コースを離れたところではアルファロメオからより多くの自由を与えられており、そのことに満足しているという。

 強豪メルセデスでの5年間で、F1キャリアにおける10勝のすべてを達成したボッタスは、2022年初頭にアルファロメオに移籍した。競技の面では、アルファロメオへの移籍は明らかに格下げだが、F1に留まりたいと願うのなら避けられないことだった。

早い段階で開発に成功したアルファロメオ。アストンマーティンは大胆なアップデートが成功/2022年F1戦力分析(2)

 新たな技術規則が導入され、前年までとはまったく異なるマシンが誕生した2022年シーズンのF1。マシンの特徴やシーズン中のアップデート、ドライバーのパフォーマンスなどから、各チームの戦力を振り返る。第2回となる今回は、コンストラクターズ選手権6位のアルファロメオ、7位のアストンマーティンだ。