2022年シーズンでF1を引退したセバスチャン・ベッテルと、その最大のライバルであったフェルナンド・アロンソ。2010年代のF1を彩ったふたりのワールドチャンピオンによる熱いバトルの数々を動画で振り返ろう。
F1通算53勝を挙げたベッテルの輝かしいキャリアを振り返るうえで、忘れてはならないのがアロンソとのライバル関係だ。
ベッテルはレッドブル時代の2010年から2013年にかけて4年連続でドライバーズタイトルを獲得したが、そのうち2011年を除く3年でランキング2位につけたのが、当時フェラーリに所属していたアロンソだった。
ふたりの関係はベッテル自身も認めるところで、彼はF1公式ポッドキャスト『Beyond The Grid』でアロンソを「これまでで最もタフな相手」と語っている。
そんなふたりの名勝負をまとめた動画『Best Of Vettel vs. Alonso in F1!』がF1公式YouTubeチャンネルに公開された。オープニングラップで最後尾に転落したベッテルが逆転でチャンピオンに輝いた2012年の最終戦ブラジルGPから、新たな伝説となった2022年の日本GPでの超クローズドフィニッシュまで、10年以上に渡って繰り広げられたふたりのバトルを一本の動画で振り返ることができる内容だ。
アロンソとのバトルについて、ベッテルは「ホイール・トゥ・ホイールのレースでも彼は絶対にリスペクトを忘れないんだ。本当に楽しかったよ」と前述のポッドキャストで振り返っている。偉大なチャンピオンたちによる激しく、それでいてクリーンなバトルをぜひ動画で堪能してほしい。
『Best Of Vettel vs. Alonso in F1!』動画はこちら(Formula1.com)