1月13日、三菱自動車は軽スーパーハイトワゴンの新型『デリカミニ』を、13日に千葉県の幕張メッセで開幕した東京オートサロン2023でお披露目した。同日から全国の三菱自動車販売店で予約注文受付を開始。駆動方式は2WD(FF)とフルタイム4WD。グレードはターボモデルの『T Premium』と『T』。自然吸気エンジンの『G Premium』と『G』の4車種。車両価格は約180万円〜約225万円(予価)で、発売時期は2023年5月を予定している。
今回登場した『デリカミニ』は1968年にスタートしたミツビシのデリカシリーズの新キャラクターで、2019年にフルモデルチェンジしたデリカD:5の弟分の位置付け。
エンジンは直列3気筒DOHC12バルブインタークーラー付きターボ(ハイブリッド)と、自然吸気の直列3気筒DOHC12バルブ(ハイブリッド)の2機種を揃える。
エクステリアは、ダイナミックシールドの採用をはじめ、半円形のフロントライトデザインや、リヤに大きく入ったロゴデザインなど、随所に“デリカらしさ”を感じるアクティブなスタイルでまとめられている。商品戦略本部商品企画責任者の藤井康輔氏は「デリカのコンセプトである“大切な家族や仲間と過ごす楽しい時間”をもっと身近に体感できる軽自動車を目指しました。そのために、こだわったのがデザインです。デリカの力強さも持ちながら、どこか愛くるしい、軽自動車ならではの“やんちゃ坊主”のようなイメージを表現しています」とコメント。
ボディカラーは新色のアッシュグリーンメタリックなどモノトーンで6色、2トーン仕様6色を揃える。インテリアカラーはブラックを基調した仕様。シート表皮は撥水タイプを採用するなど、アウトドアシーンでの使いやすさを意識した作りとなっている。
また、東京オートサロン2023の三菱自動車のブースでは、アウトドアブランド『コールマン』とのコラボレーションで誕生した『新型デリカミニ×Coleman』を展示。最新の『Coleman』製品とベストマッチするグレーとベージュを掛け合わせたグレージュをボディカラーとし、ボディサイドにはランタンロゴマークをあしらった特徴的な外観となっている。
加えて、グロスブラックを基調としたダイナミックシールドやテールゲートガーニッシュ、前後のホワイトレターロゴやマッドフラップなど、アウトドアシーンに映える純正用品も装着している。内装には、ベッドキットを採用して車中泊を可能とし、サイドストレージパネルなどにより収納性も高められている。
さらに、雪道を力強く駆け抜けるデリカのイメージをコーディネイトした『新型デリカミニSNOW SURVIVOR』も展示されている。雪山を思わせるホワイトのボディカラーに、等高線をモチーフにしたグラフィックとスノーカモフラージュを施し、フロントガードバーやルーフキャリア、リヤラダー、オールテレーンタイヤを到着、さらにリフトアップすることで、力強さをさらに強調している。内装は、ベッドキットやサイドストレージパネルなどを採用し、キャンプや車中泊での使い勝手を高めている。