12月12日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)は自身のSNSを通じて、左手を骨折したことを報告した。
2021年にチャンピオンを獲得し、2022年シーズンはタイトル防衛を目指したもののランキング2位となったクアルタラロ。来季もモンスターエナジー・ヤマハMotoGPからヤマハYZR-M1を駆りMotoGPに参戦するが、現在オフシーズンであることからトレーニングを行っている。
12月11日には、モトクロスバイクを使用してトレーニングしたが、転倒した際に左手を骨折。しかし、手術の必要はなく、保存的療法で治癒を目指すとしている。
クアルタラロは、2022年のMotoGP第19戦マレーシアGPのフリー走行3回目に転倒した際に左手の中指を骨折。こちらも、十分に回復していることから手術を見送っていた。
2023年最初のMotoGPオフィシャルテストは2月10~12日にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで実施されるが、参加はできるだろう。