アストンマーティンのワークスドライバーであるニッキー・ティームは、ロレックス・デイトナ24時間に参戦するマグナス・レーシングの4人目に指名され、同チームのドライバーラインアップを完成させた。
マグナス・レーシングは、2023年1月28~29日に行われるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦デイトナ24時間に向け、アンディ・ラリー、ジョン・ポッター、スペンサー・パンペリーという3人のドライバーの起用を事前にアナウンスしていたが、ここに強力な助っ人としてティームが加わることとなった。
ティームを加えたカルテットは、GTDクラスに参戦する44号車アストンマーティン・バンテージGT3のステアリングをシェアする予定だ。
WEC世界耐久選手権のLMGTEプロクラスで2度のシリーズチャンピオンに輝いているティームは、過去にザ・ハート・オブ・レーシングとノースウェストAMRから北米のスポーツカーシリーズに出場しており、この4年間で3回目のデイトナ24時間参戦となる。
「ロレックス24・アット・デイトナ(デイトナ24時間レース)は僕にとって個人的には1年のハイライトのひとつだ」とティームは述べた。
「アストンマーティンとマグナス・レーシング、そして(スポンサーの)フレックス・ボックスがIMSAで行ってきたことすべてと一緒にそこに行くことは、素晴らしい機会だ」
「2022年にマグナスのクルーがいい結果(デイトナでGTDクラス2位)を出してくれたという事実が、そこに行ってみんなのためにうまくやる自信を少し与えてくれる」
「ロレックス24はすべてのシーズンの始まりであり、ドライバーが全員がやりたいと思っているトップ3レースのひとつだ。冬休みからそのままビッグバトルに臨むのは、とても素晴らしくエキサイティングだ」
2023年もミシュラン・エンデュランスカップのみの参戦が決定しているマグナスは、メインスポンサーとしてフレックスボックスの復帰が決定している。