1月2日、2023年からFIM世界耐久選手権(EWC)に新規参戦するベルギーチーム『KM99』は、参戦体制を発表し、ライダーラインアップを明らかにした。
マリオ・クッパー氏、ガエタン・シャインズ氏、そしてDGスポーツによって運営されるKM99。マシンはヤマハYZF-R1、ダンロップタイヤを装着して2023年からEWCのフォーミュラEWCクラスに参戦する予定だ。
ライダーはTATI Team Beringer Racingに所属していたバスティアン・マッケルズ、Webike SRC Kawasaki Franceのフロリアン・マリノを獲得したことを2022年10月に明かしていた。そして今回、Moto2やスーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦していたルーカス・マヒアスを起用することを発表してライダーラインアップが決定した。
チームはSBKで活躍するメカニック、エンジニア、サスペンションのスペシャリストなどを擁して体制を整えており、3年以内にFIM EWCのタイトル獲得を目標に掲げている。
今後は、4月に行われる第1戦ル・マン24時間までに、スペインのヘレス、アラゴン、バレンシアでテストを行う予定だという。