1月5日、全日本ロードレース選手権のJSB1000クラスに参戦しているHonda Dream RT 桜井ホンダは、2023年に伊藤和輝を起用すると発表した。
Honda Dream RT 桜井ホンダは、2018年に濱原颯道を起用して8年ぶりに全日本ロードの最高峰クラスに復帰した。ホンダCBR1000RR SP2、CBR1000RR-Rと乗り継ぎ、コンスタントに表彰台にも上り2021年にはランキング2位を獲得した。
また、鈴鹿8耐は継続参戦しており、2022年は濱原、日浦大治朗、國井勇輝の3人で戦い、トップから4ラップ差で6位に入っている。
それから、オフシーズンとなった11月30日には濱原が自身のSNSで桜井ホンダから卒業すると発表。濱原の離脱により、レギュラーライダーの去就に注目が集まったが、このほど伊藤が加入することが決まった。
伊藤は2014年に全日本ロードJ-GP3の参戦を開始し、翌年からST600に出場する。2019年にwill raise racing RS-ITOHからST600、JSB1000を経験して、2020年はST1000にフル参戦。2021年からは日本郵便HondaDream TPに移りST1000にスポット参戦、2022年は岩田悟の代役でTeam ATJ with JAPAN POSTから鈴鹿8耐に出場するなどの活動を行ってきた。
そして2023年からHonda Dream RT 桜井ホンダでホンダCBR1000RR-R SPを駆りJSB1000クラスにフル参戦することになった。