アメリカ・フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで、1月28~29日に開催された『第61回ロレックス24・アット・デイトナ(デイトナ24時間)』の決勝レースダイジェストが、IMSA公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/@imsaofficial)で公開されている。
IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の新シーズンが、2023年もデイトナ24時間レースで幕を開けた。同シリーズは今季からDPiクラスに替わる新たなクラスとして、GTPの名を30年ぶりに復活させトップカテゴリーに位置づけている。このGTPでは、WEC世界耐久選手権のハイパーカークラスにも参戦可能な“LMDh”プラットフォームを用いた新型マシン4車種が登場。初陣となったデイトナには計9台のLMDhカーがグリッドに並んだ。
迎えた決勝レースではデビュー戦ならではのトラブルで遅れるマシンもあったが、最後までアキュラとキャデラックが優勝争いを展開し、最終的にメイヤー・シャンク・レーシングw/カーブ・アガジャニアンの60号車アキュラARX-06がポール・トゥ・ウインを飾り、新生GTPクラス初のウイナーとなっている。
IMSAが公開中のハイライト動画は、そんな2023年大会を約6分半に凝縮したもの。レース中に起こった数々のアクシデントやバトルを確認しながら24時間の激闘を振り返ることができる。この中にはもちろん、ファイナルラップ順位が入れ替わり0.016秒差での決着となったLMP2クラスのフィニッシュシーンも含まれている。