ニキータ・マゼピン、2月にアジアン・ル・マン・シリーズに出場へ。99レーシングからLMP2クラスに参戦

 元F1ドライバーのニキータ・マゼピンは、来月ドバイで開催されるアジアン・ル・マン・シリーズの新シーズン開幕戦において、ふたたびレーシングマシンのステアリングを握ることになる。

 23歳でロシア出身のマゼピンは、GP3とFIA F2を経て2021年にハースでF1のシートを獲得したが、これは彼の父親の会社『ウラルカリ』社とチームとのスポンサー契約のおかげでもあった。しかしロシアがウクライナに侵攻したことから、すぐにFIAはロシア国籍のすべてのドライバーと企業に対し制裁措置を取った。ハースは昨年の初めにマゼピンを放出し、代わりにケビン・マグヌッセンを起用。ハースとウラルカリ社とのタイトルスポンサー契約も解除された。

ジャービス、シャヒン、パターソンが2台目をシェア。ユナイテッドAS、アジアン・ル・マンの布陣確定

 AsLMSアジアン・ル・マン・シリーズに参戦するユナイテッド・オートスポーツは12月19日、2台目のオレカ07ギブソンのドライバーに、オリバー・ジャービス、ヤッサー・シャヒン、ガーネット・パターソンを起用すると発表した。

 ジャービス、シャヒン、パターソンのトリオは、2023年2月に開催される4ラウンドのシーズンにおいて、すでに発表されたフィル・ハンソン、ポール・ディ・レスタ、ジム・マクガイアがシェアするユナイテッドの22号車とともに、英米チームの23号車のパイロットを務めることになる。