WEC世界耐久選手権のCEOを務めるフレデリック・ルキアンによると、このスポーツカーシリーズはテレビ中継により適した「創造的な」新しいフォーマット案を選手権関係者に提案したという。
来季2023年に11年目のシーズンを迎えるWECは、長年にわたってそのフォーマットをほとんど変化させず、予選形式をわずかに進化させただけで、ほぼ従来のレースフォーマットを踏襲してきた。
WEC世界耐久選手権のCEOを務めるフレデリック・ルキアンによると、このスポーツカーシリーズはテレビ中継により適した「創造的な」新しいフォーマット案を選手権関係者に提案したという。
来季2023年に11年目のシーズンを迎えるWECは、長年にわたってそのフォーマットをほとんど変化させず、予選形式をわずかに進化させただけで、ほぼ従来のレースフォーマットを踏襲してきた。
ポルシェは12月17日、2023年のWEC世界耐久選手権とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に投入する新型LMDhマシン『ポルシェ963』の、ファクトリープログラムにおけるドライバーラインアップを発表した。
すでに10名のワークスドライバーが明らかにされていたが、今回ポルシェのシーズンエンド表彰式である『ナイト・オブ・チャンピオンズ』のタイミングでは、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツからWECに参戦する2台の6名、そしてIMSAに挑む2台4名のレギュラードライバーの組み合わせが明らかにされた形だ。
2023年、WEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに『キャデラックV-LMDh』で参戦するチップ・ガナッシ・レーシング(CGR)は、このWECプログラムのためにドイツに拠点を設ける予定だ。チームのオペレーション・ディレクターを務めるマイク・オガラによれば、ドイツでは現在インフラの整備が進められているという。
また、チームはWEC/ル・マン参戦に向けたアプローチを、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦のデイトナ24時間レースから採用する予定だ。
2023年、第1回大会の開催から数えて100年を迎えるル・マン24時間レース。WEC世界耐久選手権の第4戦として、6月10〜11日に決勝レースが開催されることはすでに発表されていたが、ACOフランス西部自動車クラブは12月14日、そのレースウイークのスケジュールを発表した。
フェラーリのスポーツカー・レーシングディレクター、アントネッロ・コレッタによれば、フェラーリは先日、2023年のWEC世界耐久選手権に投入する新型ル・マン・ハイパーカー『499P』で初の耐久テストを行ったという。さらに、3月のハイパーカー・デビューまでに2度目の長距離走行を計画している。
グリッケンハウス・レーシングは、2023年のWEC世界耐久選手権にシングルカー体制で参戦し、ハイパーカークラスに復帰することを目指している。
ジム・グリッケンハウスはSportscar365に対し、彼の名を冠したチームが、7月のモンツァ6時間レースでリタイアして以来、シリーズに出場していない『グリッケンハウス007 LMH』のレース復帰を計画していることを認めた。
WEC世界耐久選手権は、来年2023年シーズンから15分×3セッションからなる、新しい予選システムを導入する。
12月7日(水)にイタリア・ボローニャで行われたFIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)で承認された2023年スポーツレギュレーションの一部として、「予選をより分かりやすく、競技者に充分な走行時間を保証し、タイム計測のための最適条件のウインドウを広げる」ことを目的に変更が確認された。
2022年シーズンはWEC世界耐久選手権と全日本スーパーフォーミュラ選手権の2カテゴリーに参戦、WECではTOYOTA GAZOO Racingの8号車GR010ハイブリッドを駆り、最高峰カテゴリーへのデビューイヤーながら世界選手権王者となった平川亮。すでにトヨタから発表があったとおり、2023シーズンも同様の体制でふたつのカテゴリーへと参戦を継続する。
2022年は日本をベースにWECのイベントへと赴いてきた平川だが、2023年からは欧州にベースを置くことになるという。飛躍の年となった2022年の振り返り、そして2023年シーズンへの展望を含め、スーパーフォーミュラの合同/ルーキーテストが行われている鈴鹿サーキットで、平川に話を聞いた。
ポルシェのLMDhディレクターであるウルス・クラトレによると、ポルシェはカスタマー向けのLMDh車両『ポルシェ963』のデリバリーを、2023年4月末まで行わないことを決定した。
ポルシェ・モータースポーツのボスであるトーマス・ローデンバッハは先月、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦のデイトナ24時間レース(2023年1月)のグリッドにプライベーターのポルシェ963が並ぶのは「非常に厳しい」と述べていたが、それを受けての展開である。