初年度『TCRワールドツアー』は欧州4戦目としてイタリア・ヴァレルンガを選抜。ハンガリーと連戦に

 TCRイタリア・シリーズのカレンダーにも組み込まれる、ヴァレルンガ・サーキットを運営するACIヴァレルンガとACIスポーツは、2023年のイベント計画が承認されたのを確認するとともに、今季2023年より創設されるTCR規定の新たなグローバル選手権『TCRワールドツアー』のヨーロッパ域内4番目のイベントとして、ツアースケジュールに組み込まれたことを発表。6月9〜11日の週末に、TCRイタリアから最大18人のレギュラーも参加することがアナウンスされた。

現役引退からの電撃復帰。NZ出身リッチー・スタナウェイが王者SVGの耐久ペアに就任/RSC

 2023年3月10〜12日に『ニューカッスル500』で新時代幕開けの日を迎えるRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップだが、新車両規定“Gen3”に則して製作された『シボレー・カマロZL1スーパーカー』を投入するトリプルエイト・レースエンジニアリングは、長距離レースでセカンドドライバー登録が認められる、いわゆる“エンデューロ・カップ”戦にて、ニュージーランド出身のリッチー・スタナウェイを起用すると発表。昨季2022年に自身2度目の王者に輝いたエース“SVG”ことシェーン-ヴァン・ギズバーゲンと、新たな“Kiwi(キウィ/ニュージーランド出身者)”ペアを結成する。

すべてはインディ500をもう一度勝つための決断。佐藤琢磨とチップ・ガナッシ・レーシングの最強タッグが誕生

 1月17日、佐藤琢磨がオンライン記者会見を開き、2023年NTTインディカー・シリーズへの参戦体制を発表した。

 今年はチップ・ガナッシ・レーシングに移籍し、カーナンバー11のマシンをドライブ。ルーキーのマーカス・アームストロングとシートをシェアする形でオーバルの5戦に出場する。

【速報】佐藤琢磨が名門チップ・ガナッシに移籍。3度目のインディ500制覇を目指しオーバル5戦に参戦

 2010年からインディカー・シリーズに参戦する佐藤琢磨が、17日に2023年の参戦体制をオンライン会見で発表。2023年はチップ・ガナッシ・レーシングに移籍し、インディ500優勝を焦点にオーバル5戦に参戦する。

2014年王者で最年長47歳のケビン・ハーヴィック、2023年限りでの現役引退を表明/NASCAR

 2014年のNASCARカップシリーズ王者であり、2022年もミシガンとリッチモンドで連勝を飾っているケビン・ハーヴィック(スチュワート・ハース・レーシング/フォード・マスタング)が、チームと共同で1月12日に声明を発表し「2023年シーズンが、4号車での最後のドライブになる」とアナウンスし、改めて今季限りでの引退を表明した。

 2022年の中盤から、自身のキャリアに関する将来的な判断を匂わせる発言を繰り返してきた現役最年長ドライバーは、2023年に向けスチュワート・ハースとの契約が結ばれている状況ながら、昨季12月の中旬にも「来季のデイトナが始まる前には、決断を下すことになるだろう」とのコメントを残していた。

オートサロンのトーヨーブースではブロック追悼コーナーも。新ブランドアンバサダーに木下隆之

 1月3日、スノーモービルの事故での急逝が伝えられたケン・ブロック。1月13〜15日に千葉県の幕張メッセで開催された東京オートサロン2023では、深い関係にあったトーヨータイヤがブース内で、アウディS1・フーニトロンを展示。追悼メッセージの寄せ書きのコーナーも設けられた。また一方で、トーヨーはレーシングドライバーでモータージャーナリストの木下隆之とアンバサダー契約を締結した。

「悔しい」とフェネストラズ。ニッサンFEのシーズン9開幕戦は無得点に終わるも次戦に期待

 1月14日にメキシコ・メキシコシティで開催された2022/2023年ABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン9の開幕戦『メキシコシティE-Prix』。日本メーカーで唯一の電動フォーミュラレースに参戦するニッサン・フォーミュラEチームは、サッシャ・フェネストラズが15位、ノルマン・ナトはリタイアという結果でレースを終えた。

新型『トヨタ・カローラGRS TCR』最初のカスタマーは強豪パラディーニの2台体制に/TCRサウスアメリカ

 創設3年目のシーズンとなる2023年のTCRサウスアメリカ・シリーズに向け、アルゼンチンの強豪パラディーニ・レーシングが参戦体制を発表。昨季2022年終盤3戦に“TOYOTA GAZOO Racingラテンアメリカ”としてテスト参戦し、賞典外ながら早くも2勝を飾った新型『トヨタ・カローラGRS TCR』の2台体制を敷くとアナウンスし、同車を走らせる世界初のカスタマーチームとなることが確定した。

Gen3新時代フォーミュラE開幕。シーズン9初戦はアバランチ・アンドレッティのデニスが制す

 1月15日、2022/2023年ABB FIAフォーミュラE世界選手権“シーズン9”の開幕戦となる第1戦メキシコシティE-Prixがメキシコで開催され、ジェイク・デニス(アバランチ・アンドレッティ・フォーミュラE)がシーズン初戦を制した。

 シリーズ開幕から9年目となる2022/23年シーズン9のフォーミュラEは、戦闘機の空力にインスパイアされた新型“Gen3”シャシーおよびハンコックタイヤの導入や、新たに4つの都市が開催地に追加されるなどの新時代を迎え、より激しいバトルも期待される。

【順位結果】2022/2023フォーミュラE第1戦メキシコシティE-Prix

 1月15日、2022/2023年ABB FIAフォーミュラE世界選手権“シーズン9”の開幕戦となる第1戦メキシコシティE-Prixがメキシコで開催され、ジェイク・デニス(アバランチ・アンドレッティ・フォーミュラE)が優勝を飾った。2位はパスカル・ウェーレイン(タグ・ホイヤー・ポルシェ・フォーミュラEチーム)、3位はルーカス・ディ・グラッシ(マヒンドラ・レーシング)という表彰台になっている。