日本モータースポーツ記者会が選ぶ2022年JMSアワードは勝田貴元。TEAM IMPULに特別賞

 モータースポーツイベントを取材するジャーナリスト、専門誌編集者などにより組織されるJMS日本モータースポーツ記者会は2022年JMSアワードの選考を行い、アワード(大賞)に勝田貴元、特別賞にHOSHINO RACING/TEAM IMPULへの授与を決定したことを発表した。

 毎年発表されているJMSアワードは、その年度のモータースポーツ界において顕著な活躍を行い、次なるステップや今後の活躍が期待される選手に与えられる栄誉ある賞だ。

トヨタ、ボディワークなど改善した2023年型GRヤリス・ラリー1発表。エンジンも新スペックに/WRC

 1月13日、TOYOTA GAZOO Racing WRTは、来週19(木)から22日(日)にかけて、モナコとフランスで開催される『ラリー・モンテカルロ』に先駆け、2023年シーズンのWRC世界ラリー選手権に投入される改良型トヨタGRヤリス・ラリー1を発表した。

 ハイブリッド規定のラリー1導入初年度となった昨季2022年、ドライバー/コドライバー/マニュファクチャラーの3冠獲得を2年連続で達成したトヨタ。まもなく開幕する2023年に向けては既報のとおり、新王者カッレ・ロバンペラとエルフィン・エバンス、セバスチャン・オジエを継続起用しつつ、新たに勝田貴元をワークスチームに迎え、オジエと3台目のマシンをシェアするメンバーとしている。

2023年WRC開幕戦モンテカルロのエントリーリスト発表。トヨタは3台目にオジエを登録、勝田は4台目

 1月9日、ラリーの主催者であるモナコ自動車クラブが、1月19~22日に開催されるWRC世界ラリー選手権第1戦『ラリー・モンテカルロ』のエントリーリストを発表した。

 8日(日)付で公開された同イベントの出場車リストには、最高峰カテゴリーに参加する10台のラリー1カーのほかサポートカテゴリーであるWRC2以下、4つのクラスから全75台が名を連ねた。

【2022年動画ランキング/WRCハイライト】第1位:母国ラリーの重圧のなか勝田貴元が表彰台獲得

 2022年も残すところあと1日となりました。しかし、WRC世界ラリー選手権は来月2023年1月から、早くも新たなシーズンの開幕を迎えます。そこで短いオフの間に、2022年シーズンの戦いを各イベントのダイジェスト動画で振り返っていきたいと思います。順番は年間13戦のアクセスランキング下位から上位に向かうカウントダウン式。最終回は第1位の発表です。

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■1位:最終戦ラリージャパン

ワークス昇格する勝田貴元が2022年にトヨタの3台目で走っていたら? 仮想獲得ポイントを計算してみた

 2023年、日本人WRCドライバーの勝田貴元がTOYOTA GAZOO Racing WRT(TGR WRT)のサードドライバーとして、チーム3台目の『トヨタGRヤリス・ラリー1』をセバスチャン・オジエとシェアすることになった。つまり、2022年のエサペッカ・ラッピの役割を担うのだ。

 今季2022年、勝田はWRC世界ラリー選手権の全13戦にTGR WRTネクストジェネレーションから出場。“マニュファクチャラーチーム”としてマニュファクチャラー選手権にエントリーした結果、ドライバーひとりだけで選手権ポイントを138ポイント稼いだ。

12月19日の『脇阪寿一のSUPER言いたい放題!』は2022年を総決算。野尻智紀&勝田貴元をゲストに

 2014年からファンの皆さんに、よりスーパーGT、そしてモータースポーツに親しんでもらおうとニコニコ生放送でお届けしてきた『脇阪寿一の言いたい放題!』。2019年からは『脇阪寿一のSUPER言いたい放題』としてリニューアルしましたが、12月19日(月)20時から2022年最後の放送となる12月分の放送をお届けします。