自身に高い期待を抱くルーキーのサージェント。アメリカ人F1ドライバーであることに「余計なプレッシャーはない」と語る

 ウイリアムズのルーキーであるローガン・サージェントは、2015年以来となるF1におけるアメリカ人ドライバーであることに余計なプレッシャーは感じていないと述べており、国籍ではなく「ハードワーク」によってシートを勝ち取ったのだと主張している。

 アメリカでF1は明らかに大きな盛り上がりをみせており、2023年はマイアミ、オースティン、ラスベガスでグランプリが開催される。しかし歴史的に見ると、アメリカはたったふたりのF1世界チャンピオンを輩出したにすぎない。そのふたりとはフィル・ヒルとマリオ・アンドレッティだ。また、レース優勝を飾ったのは、当然だがヒルとアンドレッティ、そしてダン・ガーニー、リッチー・ギンサー、ピーター・レブソンの5人だ。

【動画】ウイリアムズF1、2023年F1デビューを果たすサージェントのアブダビテスト密着動画を公開

 2023年シーズン、ウイリアムズからF1デビューを果たす新鋭ローガン・サージェント。彼のF1ドライバーとして初めての走行の様子をウイリアムズが公開した。

 2000年生まれのサージェントは2021年末にウイリアムズ・ドライバー・アカデミーに加入し、2022年シーズンをFIA F2で戦った。アメリカGPの週末にはスーパーライセンス取得を条件にF1昇格が発表され、ランキング4位でシーズンを終えた彼は無事にそのシートを射止めた。