ダカールラリー、トヨタのアル-アティヤが2日目最速。首位サインツとの差を詰め2番手に浮上

 1月2日、W2RC世界ラリーレイド選手権第1戦『ダカールラリー2023』のステージ2が行われ、GRダカールハイラックスT1+をドライブするナッサー・アル-アティヤ(TOYOTA GAZOO Racing)がステージ優勝を飾った。総合首位は60歳のカルロス・サインツ(チーム・アウディスポーツ)。アル-アティヤが総合2番手につけた。

 4年連続でサウジアラビアが舞台となっている第45回ダカールラリーは2日(月)に競技2日目を迎えた。この日は、ラリーのスタート地となったシーキャンプのビバークを後にし、進路を東にアル・ウラーへと至るトータル589km、SS距離430kmの戦いに。

王者トヨタ、3台体制で臨むダカールラリーで大会連覇を狙う「2023年も勝ちたい」とアル-アティヤ

 2022年のダカールラリーと、同年にスタートしたW2RC世界ラリーレイド世界選手権を制したTOYOTA GAZOO Racingによる2連覇を目指す挑戦がいよいよスタートする。

“世界でもっとも過酷なラリーレイド”として知られる、ダカールラリーの開幕を直前に控えたTOYOTA GAZOO Racing(TGR)。前回大会に続く2大会連続優勝を目標に、計3台のGRダカールハイラックスT1+で砂漠のレースに挑むチームは、ラリーのスタート地であるサウジアラビア西海岸の都市ヤンブ北部のシーキャンプで車両を組み上げた。5日後に開幕するダカールラリー2023に向け、チームはこの後シェイクダウンを行い本番に備えた最終チェックを実施する。