2021年NASCAR王者カイル・ラーソン、アロウ・マクラーレンSPから2024年のインディ500参戦へ

 2023年シーズンに向けパト・オワードとフェリックス・ローゼンクヴィストの残留に加えて、アレクサンダー・ロッシを迎えて強力な布陣を形成したアロウ・マクラーレンSPは、来季2024年のインディアナポリス500マイルレースでも、4台目のラインアップにビッグネームを加えることを発表した。

 NASCARカップシリーズでシボレーのトップチームとして君臨するヘンドリック・モータースポーツ(HMS)に所属し、2021年にはカップ王者にも輝いたカイル・ラーソンを起用し、同じくシボレーエンジンを搭載したダラーラDW12を託すことがアナウンスされた。

トニー・カナーンは3年目、ネルソン・ピケJr.は移籍、マティアス・ロッシは古巣復帰へ/SCB

 ルーベンス・バリチェロ(フルタイムスポーツ/トヨタ・カローラ)のキャリア2度目の戴冠に沸いたSCBストックカー・ブラジル“プロシリーズ”は、12月10~11日の最終戦を終え、早くも来季に向けた動きが活発化。

 各陣営の2023年体制が続々と確定し、TOYOTA GAZOO Racingブラジル陣営の一員として戦ってきたネルソン・ピケJr.は、古豪クラウン・レーシングとのジョイント形態で新体制に移行することを表明した。

50歳を迎えたルーベンス・バリチェロ、週末の復活劇で自身2度目の最年長王者に/SCB最終戦

 12月10~11日の週末に開催された2022年SCBストックカー・ブラジル“プロシリーズ”最終戦『スーパーファイナルBRB』は、選手権首位で自身2度目の戴冠に挑んだルーベンス・バリチェロ(フルタイムスポーツ/トヨタ・カローラ)が、下位に沈んだ2度のプラクティスを経て予選で4番手グリッドを奪取し、ギリギリ王座への望みを繋ぐ展開に。

 そしてレース1での3位表彰台獲得やライバルの脱落もあり、レースウイークを通じて復活劇を演じた50歳の大ベテランが、涙、また涙のシリーズチャンピオンを獲得。同時に2020年からシリーズに本格参戦を開始したTOYOTA GAZOO Racingブラジル陣営にとっても、同カテゴリーでの初タイトル獲得となった。