ローソン(東京都品川区)は、2023年2月1日より、調剤薬局併設型店舗であるローソン荏原町駅前店(東京都品川区)で、処方薬と食品や日用品を当日中に配送するサービスの実証実験を開始した。 同店では、店内に調剤薬局が併設されており、オンライン服薬指導も行っている。これまでの処方薬の配送は最……
パーキンソン病は全身の神経変性症 (日経BP)
ひと昔前までパーキンソン病は中脳黒質のみの変性症と考えられていたが、現在、全身の自律神経の機能低下も併発する全身性の神経変性症と考えられている。中脳黒質ではレビー小体に含まれるαシヌクレイン(αSyn)が全身の自律神経に蓄積して自律神経症状を生じ、さらに黒質に達することで運動障害を……
小児のRSV感染症はCOVID-19後に変わったか? (日経BP)
デンマークCopenhagen大学のUlrikka Nygaard氏らは、0~17歳のRSウイルス感染症入院患者の特徴を調べる全国コホート研究を行い、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による行動制限が解除されたあとの2021年夏~秋に発生した再流行と、パンデミック前の流行シーズンを比較して、再流行ではより年長の……
消化器外科でも「1本アーム」のロボット手術に期待 (日経BP)
写真1 da Vinci SPサージカルシステム(提供:インテュイティブサージカル、写真2~4も) 2023年1月31日、国内初となるシングルポート型の手術支援ロボット「da Vinci SPサージカルシステム」(ダビンチSP、写真1)が発売された。同日、開発元の米インテュイティブサージカルが開催した製品発表会で、……
新型コロナ再感染で死亡・後遺症リスクが増加 (日経BP)
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の初感染は、肺を含む様々な臓器系における急性期および急性期後の死亡や後遺症のリスク上昇につながることを示す多くのエビデンスがある。世界中の多くの人々がSARS-CoV-2に再感染しているが、これまでの再感染に関する疫学研究は、再感染に至るリスクの調査や、急性……
精神科医は精神分析を知らなくてもいい!? (日経BP)
前回、解離症、身体症状症と関連症群はもともとヒステリーと呼ばれた疾患が分かれたものであり、神経症の代表であることを解説しました。そこで治療はいろいろです、とぼんやり話し、その中に催眠術もあると紹介しました。今回は催眠術の時代を経て、ジークムント・フロイトという1人の天才によって創……
理論と実践の2冊による現代の胸部X線バイブル (日経BP)
前回は「異常陰影なしと言い切るための胸部X線写真の教科書」を紹介した。胸部X線写真の教科書を3冊紹介して思うのは、心電図と同じようにやはり10冊以上読み込まなければ胸部X線写真に精通するのは難しいということである。胸部X線写真の教科書も10冊を目標に連載を継続したい気持ちもあるが、医学生……
ADHDの診断を自分の職場に伝えるべきか? (日経BP)
大人のADHD(注意欠如・多動症)と診断されていて、職場にそのことを報告すべきかどうかは非常に悩ましい問題です。明確な答えはなく、職場環境によってYesにもNoにもなるでしょう。僕の場合は、ADHDを公表することのデメリットよりも、不注意により大事故が起こるデメリットの方が大きいと考えていた……
78歳男性。心電図自動解析で「房室ブロック」を指摘 (日経BP)
Cadetto.jpの医師会員の皆様に、『日経メディカル』読者に高い評価を得た「日経メディクイズ」を厳選して紹介します。今回のクイズは『日経メディカル』2014年10月号に掲載された心電図のクイズです。 患者は78歳男性。健診で房室ブロックとの診断を受けて当院を紹介受診しました。自覚症状は特にあり……
若田さん2回目の船外活動を実施 (産経新聞)
国際宇宙ステーション(ISS)で船外活動を行う若田光一さん(中央)=2日(NASAテレビから)国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している宇宙飛行士の若田光一さん(59)は日本時間2日夜、2回目の船外活動を開始した。米航空宇宙局(NASA)の飛行士とともに活動した。 若田さんは1月下旬、自身初となる……