ルノー/アルピーヌ、東京オートサロン2023出展概要を発表。A110Rの実車を初めて一般公開

 12月23日、ルノー・ジャポンおよびアルピーヌ・ジャポンは2023年1月13〜15日に千葉県の幕張メッセで開催される東京オートサロン2023の出展概要を発表した。

 西ホール2に展開されるルノーブースでは、2023年春の日本導入を予定しているメガーヌR.S.トロフィーの限定車を世界に先駆けて実車展示。初日となる13日には、ルノー・スポールの開発ドライバーであり、ニュルブルクリンク北コースでFF車の世界最速タイムを記録したロラン・ウルゴンとともに、その魅力を伝える。

オコン、2022年はフィジオや広報担当者を起用し“コース外での個人チーム”を強化「ステップアップのために必要だった」

 アルピーヌのエステバン・オコンは、自分の時間のすべてをF1でのパフォーマンス向上に注いでおり、今はF1以外の“私生活がない”という代償を払って重要な2023年シーズンに備えていると述べている。

 26歳のオコンは2021年ハンガリーGPで自身初のF1優勝を果たしたが、2022年シーズンは同じレベルの成功を収めることはできなかった。それでもオコンは、ドライバーズ選手権を8位でフィニッシュ。昨年は優勢だったチームメイトのフェルナンド・アロンソをランキングで抜き、昨シーズンよりも18ポイント多くポイントを獲得した。

アルピーヌF1、PUパフォーマンス向上のためにリスクを取ったと明かす。オコンは「僕たちの最高の資産のひとつ」と満足

 エステバン・オコンは、アルピーヌのルノー製パワーユニット(PU)は、2022年シーズンにおけるチームの最高の資産のひとつだったと考えている。

 ルノーのPUがグリッド上の4メーカーのエンジンのなかで最も非力だったシーズンを終えた2021年末、アルピーヌのCEOローラン・ロッシは、PUレギュレーションの凍結を前に2022年仕様のエンジン開発に全力を尽くすよう指示を出した。ビリー-シャティヨンのエンジニアたちは、ライバルチームとのパワー差を埋めるために、信頼性よりもパフォーマンスを優先するよう命じられた。

アルピーヌF1はナンバー1ドライバーを考慮せず。オコンとガスリーに「成熟したリーダーへの変貌」を求める

 アルピーヌのローラン・ロッシCEOは、来季2023年シーズンもF1チーム内でドライバーに序列をもうけることはしないと主張した。

 エステバン・オコンとピエール・ガスリーというラインナップで来季のF1を戦うアルピーヌにとって一番の懸念材料となっているのが、カート時代からの幼馴染でありながら決して良好とはいえない両ドライバーの関係性だ。ふたりは確執を過去のこととする姿勢をみせてはいるが、いつそれが再燃してチーム内での争いに繋がるかはわからない。

アプリ売りのオジさん彷徨記 Vol.8

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